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2019年12月28日 (土)

週間日誌2019-12-29(カーリング,住民票,『内閣調査室秘録』,高校ラグビー,地下鉄)

12月22日(月)
 今回の選手権で,前回優勝のシドロワ組は,予選全勝で,どの試合も最終第八エンドまで行かないという圧倒的な強さだった。決勝戦も第一エンドで2点をとってからは,なかなかロコソラーレに得点を許さず,第八エンドまでいったが5-4で勝った。点差以上に,一方的という感じがあり,シドロワ選手とともに,今年から加わったというクールなコテンコーヴァ選手は冷静でミスがなかった。

 ロコソラーレは,先週のカナダのニューファンドランド・ラブラドール州で開催されたブーストナショナルに出場していたが,リードの吉田夕梨花選手が急病でカナダに行くことができず,三人で試合をした。鈴木夕湖選手と吉田知那美選手が三回ずつ投げた。それでも準々決勝に進出し,優勝したハッセルボルク組に負けたが,会場で大きな拍手を浴びた。

 ただ,ロコソラーレの選手たちは,軽井沢は日を置かない連戦となり,吉田夕梨花選手は戻ったものの,選手たちは疲労の極限にあったらしい。

12月24日(火)
 住民票が必要となったので,何も考えずに区役所支所に行き,入手したが,20分ほどもかかった。後で考えてみるとマイナンバーカードでコンビニエンストアの万能コピー機から住民票を出力できるはずである。その時,20分もかかるわけがない。どうしたことだろう。

12月26日(木)
 岸俊光編,志垣民郎著『内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男』(文春新書,2019)を読んだ。記録なので細部まで読んだ分けではないが,驚いた。内容紹介に,内閣調査室の「志垣氏の主な仕事とは,優秀な学者・研究者に委託費を渡して,レポートを書かせ,それを政策に反映させることだった。これは、結果的に彼らを現実主義者にし,空想的な左翼陣営に行くのを食い止めた。そして本書には、接触した学者・研究者全員の名前と渡した委託費、研究させた内容さらには会合を開いた日時,場所,食べたもの,会合の後に出かけたバーやクラブの名前……すべてが明記されている」と書かれている通りだ。1960年代,70年代の東大,慶大などの教員が多数登場する。こんな風に名をさらされるとはご本人達は思っていなかっただろう。また,ほとんどの人たちは,操られている自覚はなかったに違いない。

12月28日(土)
 高校ラグビー一回戦の二日目。100点ゲームが二試合あり,162-5という新記録も生まれた。最近は高校ラグビーで100点ゲームをみた記憶がない。本来,シードされなければならないチームが一回戦から登場したということだろうか。

 地下鉄銀座線は,渋谷駅の工事で,一部運休状態で1月2日まで続く。半蔵門線もあるのでさほど難儀ではないが,青山一丁目と溜池山王間も運休区間となる理由がわからない。
 新宿御苑を通った。今年最後の開園日だが,人影はまばらで,半分は外国人だった。

Gyoe201912

2019年12月21日 (土)

週間日誌2019-12-22(『ザ・クラウン』,窓展,カーリング)

12月16日(月)
 ネットフリックスのテレビドラマシリーズ『ザ・クラウン』シリーズ1の10話をDVDで観た。父のジョージ六世の体調の悪化から始まる。長女エリザベスは,フィリップと結婚し,父の死去の後,26歳で女王となる。夫は,マウントバッテンという姓のことと住まいでエリザベスを悩まし,退位した叔父のウィンザー公爵は,多額の年金を要求し,チャーチル首相はしたたかといった中での船出となる。さらに,自由に振る舞いたがる妹のマーガレット王女とタウンゼントの恋愛にはイングランド国教会の長として反対せざるを得なくなる。夫の立ち位置とその親族,首相との関係では,NHKで放送された『女王ヴィクトリア 愛に生きる』と重なるところがあった。

 クレア・フォイの初々しい女王ぶりもよいが,マーガレット王女を演じたヴァネッサ・カービーの直情的で周囲のことを考えず,王室の誰からもあまり同情されない様子が実にリアルだった。

12月18日(水)
Matsu  前から気になっていた東京国立近代美術館の「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」に行くことにした。最初の展示室に,フェルメールなど窓の描かれた東西の数十枚の作品の写真を時代別に示した大きなパネルがあって,少し期待した。アンリ・マティスの『待つ』のように,窓と人物と窓の向こうの風景があればよいのだが,このような絵は他にはなく,かなり拡大解釈した作品が並んでいて,残念だった。MOMATコレクションという所蔵作品展は時間を費やして観る価値があった。

12月20日(金
 一度,カーリングの試合を直に見たかったが,軽井沢で「国際カーリング選手権大会」が開かれているので行くことにした。どの程度の寒さ対策をするべきか不安だった。北陸新幹線で軽井沢駅へ。町営バスに乗り遅れ,タクシーで会場の風越公園アイスパークのカーリングホールに行った,10分ほどだった。

 こぢんまりした建物で,二階に上がると70人くらいの列があった,様子のわからないまま最後尾に並んだ。列は長くなっていく。セッション毎に観客席は入れ替えになっていて,男子のセッションが終了すると,観客席に入ることができた。場内に六つのシートがあり,シートの一方の端に360人収容の観客席があった。観客は,各チームが向こう側からと手前から投げるのを見ることになる。

 製氷作業後,各チームが7分ずつ練習し,試合が始まった。テレビ中継では一つの試合の攻防を見るしかないが,12チームの6試合を同時に見ることになり。目移りをしながら観戦する。俯瞰できるので,投げていない時の選手の様子もよくわかる。場内は,やはり寒く,1度くらいしかなかったが,何とか3時間半を過ごすことができた。半袖の選手もいる。

Karuizawacarl  観戦した女子のセッションは,カナダのキャリー組対ロコ・ステラ,ロコ・ソラーレ対STRAHL(北海道),SC軽井沢クラブJr.対米国ロス組,ロシアのシドロワ組対米国シンクレア組,北海道銀行対富士急,中部電力対チーム桜人の6試合で,いずれも結果は,順当勝ちだった。ただ,シドロワ組対シンクレア組の試合の内容は,他の試合とレベルが違っていて,ロコ・ソラーレが多少,苦戦していたのを見ると,試合の相手次第で力の入れ方が違うのだなと思えた。

2019年12月15日 (日)

週間日誌2019-12-15(歌舞伎,文楽,『十二国記』,『俺の話は長い』)

12月9日(月)
 昨日の新橋演舞場『風の谷のナウシカ』で主演の尾上菊之助が左腕の亀裂骨折し,夜の部を休演した。その後,怪我をおして復帰した。一昨年だったか,やはり新橋演舞場で『ワンピース』を上演中,市川猿之助は左腕骨折など重傷を負い,代役を立てての上演となった。『風の谷のナウシカ』は,菊之助が最後まで演じるしかない。

 歌舞伎の範囲を拡げようという新しい試みが続いていて,少なくとも観客層を厚くする効果はあるのだろうし,『風の谷のナウシカ』にはメッセージ性もある。

 雑誌『選択』12月号で,やはり,こうした動きへの批判があることを知った。役者の層が薄くなっているのに,こうした新作興行が続くことにより,若手や中堅にとって基本となる稽古にじっくり取り組む時間がなくなっているという嘆きがあるらしい。

12月10日(火)
 文楽の国立劇場小劇場公演『一谷嫩軍記』を観た。「熊谷陣屋」は何回か観たが,その前からの上演である。敦盛が後白河院の子であるので,義経は最初から敦盛を守ろうとし,熊谷直実はそのために一子を犠牲にするしかないという子殺し物語なのだが,それだけではなく,源平の争いをこえた大きな運命をほのめかしている。今回は,靖太夫が「熊谷陣屋」後半で入魂の語り。

 遠見で直実と敦盛が馬をかけ合わせる場面は,本当に舞台の奥で演じているのかと思ったら,小さな人形を使って遠近感を出していたのだった。

12月11日(水)
 銀座にあるチケット店の店先に新橋演舞場の『風の谷のナウシカ』の明日の夜の部の切符が出ていた。1階12列で,正規料金の1/3の値段だった。買おうか買うまいか数分迷ったが,買おうと思って店に入った。ところが一つ前に並んでい中年女性が,それを買ってしまった。悔しいこと。

12月12日(木)
Kaede20192 近くのもみじがようやくひっそりと紅葉した。

12月13日(金)
 小野不由美『十二国記』の新作がこの秋に出版されると聞き,復習のため,以前読んだ『東の海神西の滄海』,『月の影影の海』,『風の万里黎明の空』,『風の海迷宮の岸』を読み直した。そして,出版された新作に取りかかった。関西への旅行中に読もうと,二冊を持っていったが,読んでいて直ぐに中断してしまう。行方不明の王を探すのだが,登場人物が多く,奇妙な宗教が出てくるなど,詳しく語られる微細なことどもに一向,関心が向かない。何とか一巻目は読み終えたものの,第4巻まで読む気力は失せてしまった。既刊分は,勢いよく読んだしまったのに,新作は歯が立たない。ファンタジーだからだめというわけではなさそうだ。

 『本の雑誌』一月号には,『十二国記』は全部で250万部も売れていたと書かれていた。出版社と書店にとっては,慈雨となったらしい。

12月14日(土)
 日本テレビ『俺の話は長い』(金子茂樹脚本)の最終回。日常生活でのささいな出来事だけからなっていて,台詞が主体の大きな冒険をして成功したドラマだった。最近,これほど,ずっと続けてほしいと思った作品はない。世代の異なる生田斗真,原田美枝子,安田顯,それに清原果耶のそれぞれが勝手なことを言い合うが,最も印象に残るのは小池栄子だろう。

 車の中でさりげなく,また計算したように言う清原果耶のひとことに,安田顯が動揺し,車を止め,うっすらと涙を浮かべる場面も期待通りとはいえ最終回らしかった。

 また,半分は食事の場面であるが,例えば炬燵でも正面を空けるという不自然なことをせず,五人が四方に座ったままにして,何とか撮影するし,役者はみな実際に料理を食べながらしゃべるというかなり無茶なことをしているのにも好感が持てた。

2019年12月 7日 (土)

週間日誌2019-12-08(桜を見る会,解約,首都直下地震)

12月2日(月)
 今年の4月13日は土曜日だったが,11時頃に新宿御苑に行った。いつもと違う人たちが大勢いるので戸惑ったが,総理主催「桜を見る会」が行われ,その出席者たちだった。会はかなり前に終わったようで,行く当てのない人たちが園内を歩きまわっていた。中を通り抜けるだけだったので,人々を邪魔に思いながら外に出た。

 来ている人たちをよく観察しておけばよかった。

12月4日(水)
 銀行がついに口座維持手数料を導入するようなので,以前,いろいろな事情で作ったが今は使っていない銀行口座を解約することを行っている。先日の銀行口座解約作業は,手元にカードしかなく,二度手間となり,随分と時間と手間がかかった。今回,解約した口座は,印鑑も通帳,カード,暗証番号もわかっていたので,順調に解約完了。行員も引き留めたり,理由を尋ねることもなく親切だった。

12月5日(木)

 NHKが一年半かけて制作したNHKスペシャル「シリーズ 体感 首都直下地震」を全部観た。ドラマが中心かと思ったが,解説部分と半々だった。最初の日に震度7の地震が起きて,その後の4日間で起きる災害を見せていく。停電や断水ではなく,群衆雪崩,同時多発火災,火災旋風,通電火災,地震洪水などな想像外の災害を解説する。さらにサバイバルのスキルも教えてくれる。マンションの住人が避難所に入ることは想定されていないということは知らなかった。一週間分の食料の備蓄が必要であるとか,エレベータ内で地震を感じたら,すぐ全て階のボタンを押して停まった階で外に出る,ドアを手であけようとしてはいけない,天井は開かない,インターフォンを長押しすると外部につながる。叫ぶより,笛を吹くのがよいであるなど。

 防災意識向上のための啓蒙番組であるが,12月3日から4日にかけて関東北部を震源とする震度3以上の地震が5回起きた。地震がNHKを応援しているかのよう。ドラマは,テレビ局の放送倫理と意趣晴らしのような高圧的上司の告発が中心だった。NHKのスタッフにとっては,言っておきたかったことなのだろうが,番組の焦点をぼけさせた。

 首都直下地震にはピントこないところがある。地球が東京を狙った地震を起こすはずはない。南海トラフ地震はおそらく起きるだろうが,少し,疑わしい。もちろん,こうした考えはよろしくない。確かに最大震度7の地震は,神戸や熊本といった都市の近くで起きている。

 ただ,この番組は,東京という地域限定であったようにも思えた。

12月6日(金)
 先月,新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の切符を買おうとしたら,全て売り切れだった。その舞台稽古が公開された。尾上菊之助の発案で実現した企画とのことで,ナウシカはもちろん菊之助自身が演じる。クシャナ姫は中村七之助,オームもテトも出てくるし,メーヴェに乗った飛行シーンは宙乗りらしい。舞台稽古では菊之助は歌舞伎町でしゃべっている。

 やはり観に行きたい。観客はどのような人たちか知りたい。

2019年12月 1日 (日)

週間日誌2019-12-01(桜を見る会,外苑銀杏並木,ラグビー中継,焚書)

11月18日(月)
 今年の4月13日は土曜日だったが,11時頃に新宿御苑の中を歩いた。いつもは,のんびり桜見物をする家族ずれ,外国人が多いのだが,違う人たちが大勢いるので戸惑った。総理主催「桜を見る会」が行われ,その出席者たちだった。会はかなり前に終わったようで,行く当てのない人たちが園内を歩きまわっていた。桜は終わっていて,通り抜けるだけだったので,人々を邪魔に思いながら外に出た。

 この日,3月から入園料が200円から500円に上がっていたのを知って,少々腹をたてていたのだが,腹を立てなければいけないことが他にあったわけである。

11月29日(金)
Gaien20191129  先週21日以来7日ぶりの晴となるが,気温は低い。明治神宮外苑の銀杏並木を観に行く。車道を規制し,半分は歩道になっている。こうした見物客優先をいつからするようになったのかわからない。

 人は多く,半分はアジアからの人たちのようだ。残念ながら11月も終わろうというのに,まだ,緑のままの木が多い。気温のせいか,台風で潮風を浴びたのかよくわからないが,都内の他の銀杏をみても,今年の銀杏は不完全なまま終わる気配である。

 それに外苑の銀杏並木は,今年の2月に大規模剪定をしており,銀杏の木一本で中型トラック一台分になる枝を切り払った。剪定は5年くらいの間隔で行われているが,剪定した年の秋は,仕方がないことだけれど樹の形が悪い。

 外苑の銀杏並木は,トリップアドバイザー東京の部の英語版では,48位と下位に沈んでいる。確かに今年のようでは一位の新宿御苑とは大きな差がある。

11月30日(土)
 J-Sportsで「ラグビーワールドカップ2019 トーナメントハイライト」の英語版を観た。どこのアナウンサーかはわからなかったが,どの試合でも,ボールを持つ選手の名前を正確に呼んでいるのに驚かされた。南アフリカのNで始まる選手も流選手も同様だった。残念ながらこれができるのは,日本ではNHKの豊原アナウンサーくらいか。

 J-Sportsのアナウンサーはラグビー中継に慣れているし,高校生の選手の名も知っているのだが,一般に手を抜いている。特に,解説者に知識が豊富な小林深緑郎氏や「ひとこと」がある藤島大氏がいるので,意見を聞くことが多くなってしまう。

 プール戦のフランス対トンガ戦で,解説者が若いフランスチームはどれほどすごいかを力説,トンガについては全く触れることはなかった。前半はフランスがリードしたが,終盤にトンガが追い上げ,もう少しで逆転できた。解説者は次第に黙りこくっていった。NHKの広瀬俊朗氏の解説のコメントは物足りないくらい短いが,J-Sportsのある解説者は試合はそっちのけで長々とつまらぬことをしゃべっていた。

12月1日(日)
 政策研究大学院大学想海樓ホールで開かれた文化遺産国際協力コンソーシアムシンポジウム「文化遺産の意図的な破壊―人はなぜ本を焼くのか―」に行った。日曜の午後というのに会場は満員だった。若い人が多かった。鶴間和幸学習院大学教授の「秦始皇帝の焚書坑儒の真相」は,焚書がどのようなものだったかを時代背景から解き明かす興味深い内容だった。

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