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2019年7月28日 (日)

週間日誌2019-07-28(選挙,オリンピック,築地本願寺,鐵道模型,ラグビー)

7月22日(月)
 参議院選挙が終了したが,勝者は,れいわ新選組のようだ。与党は,過半数を得たといっても,前回から議席数を減らし,立憲民主党は,予想ほど増えず,国民民主党は,それほど負けなかった。山本太郎氏は自分の議席を失ったが,障碍のある二人を当選させ,政党要件を満たした。選挙のたびにエモーショナルな票が増えていくような感じである。政治の閉塞感を打ち破るには,こうした政党が台頭するしかないように見えるのが現代なのかもしれない。「令和」が好きな人が多いようで,これを取り込むネーミングも見事である。

7月24日(水)
 オリンピックの開会式当日まであと一年間となった。まだ,中止にできるという意見もある。メダルのデザインができあがり,数日前には,ボランティアの制服もできあがった。今日から当日に合わせた交通規制が始まり,朝からその模様を撮影する新聞社のヘリコプタが飛び回ってうるさい。

 金メダルの目標は30個だが,これまで金メダルを量産してきた体操などの競技が今回は危ないそうだ。ある区の会議に出たら,昨年まで,「オリパラ」と言っていた区の役人の方々は,今日は,「東京2020(にいまるにいまる)」と言っていた。官僚用語のはやりすたりは激しい。

7月26日(金)
 築地本願寺のランチタイムコンサートに行った。ショートパンツ姿の男女の外国人観光客が入口の石段に腰掛けている。広い本堂の正面の反対側にパイプオルガンが設置されており,正面を向いて座ると背中から聞こえることになる。通路にパイプイスを配置し,400人ほどを収容できる。高齢女性が多く,始まる頃にはほぼ満員。まず,法話が5分ほどあった。本日は,ソプラノ歌手の独演会で,オルガンは伴奏のみ。二曲目で,周囲にいた外国人たちは出て行った。曲目も仏教色が強かった。

7月27日(土)
 東京ビッグサイトで開催の「鉄道模型コンテスト2019」へ。予想外に客が多く,切符売り場に列ができていた。その9割以上が男で,女性は,子供を連れてきた母親だけで昨日とは正反対。

 中心は,高校の鉄道模型部が競作した「モジュール」というレイアウトの小部分の展示である。幅1メートル,奥行き40センチほどの台に,定められた位置に複線のレールを敷設し,周囲の景色を作る。関東を中心に100校以上が参加している。わずかだが女子校のクラブもある。高校生もいろいろあるだろうし,数日前から徹夜をするなどして無理を重ね完成させるのが高校生。しかし,期待したほどの作品はなかった。どうしても,桜や紅葉の日本の四季や山や川に頼ってしまう傾向が強い。海外の景色は一つもない。平凡な駅や田舎の風景を丁寧に精緻に作ればよいのにと思ったが,模型にそれほどの思い入れがないのかもしれない。毎年,参加していれば,作成技術の継承と向上があってもよいはずだが,それも怪しいようだ。

Tmcontest19 一般の人々が参加できるセクションもあり,こちらは幅は狭いが,さすがにレベルの高いものがある。遊び半分のものもあった。

 ラグビーワールドカップの切符が届いた。NHKが総合テレビで,日本代表対フィジー戦を中継したのには驚いた。フィジーはランキング9位,日本は11位であるが,このあたりの順位は定まらず,「格上」とは言えない。フィジーには,防御を突破したあと,走力と湧いてくるようなフォロワーにつないで一気にゴールに達する「フィジィアン・マジック」があるが,これを何とか食い止める場面もあった。フィジーは,あまり元気でなかった。日本代表で元気いっぱいだったのは,松島選手。

7月28日(日)
 朝日新聞の「歌壇」で

    模擬試験第6志望まで書いて私が私じゃなくなっていく
                     (富山市) 松田わこ

が四人の選者全員から選ばれ,うち三人は冒頭に掲げた。

 大リーグエンジェルスの本拠地は,「Japan day」。大谷選手はホームラン。始球式には近藤麻理恵氏が登場。

 プレイディみかこ「ワイルドサイドをほっつき歩け」(ちくま. 2019年8月号)によれば,英国を訪れたトランプ大統領へのデモのとき「お前のすべてが嫌い」と書かれたプラカードがあったとのこと。

2019年7月21日 (日)

週間日誌2019-07-21(シェアハウス,宝塚,オルガン,炎鵬関)

7月15日(月)
 住んでいる集合住宅の管理組合理事会では規約改正の準備中で,民宿やシェアハウスの禁止,ペット禁止をどうするかなどが議論となった。シェアハウス可としたらと思ったが,そうすると何十人もがシェアする事態が簡単に起きると管理会社からきいて,愕然とする。また,いったん,ペットを可とすると以後は禁止にできなくなると言われれば,その通りと思い当たる。

7月18日(木)
 東京宝塚劇場で宙組公演『オーシャンズ11』(脚本・演出 小池 修一郎)を観た。2011年初演で3回目。「チケット不正転売禁止法」が施行されて,一般人には宝塚のチケットは入手しにくくなった。たまたま,チケットが手に入ったが,席は2階の一番上から二番目の段だった。このような席でも銀橋を全て見渡すことができるように作られている。オペラグラスを持っていたし,それほど観るのが辛いわけではなかった。
 
 完全に席は埋まり,99%以上が女性。可も無く不可も無いといった内容であるが,舞台装置は良くできている。アドリブの一つに,観客が揃って一拍の手拍子をする場面があった。ファンには事前に指示が行き渡っていたのだろう,二千人の観客のタイミングがきちんと合って鋭い音が館内に響き渡った。

7月20日(土)
Riria   川口駅を降りて直ぐの川口総合文化センターリリア音楽ホールのパイプオルガンコンサートに行く。ここのパイプオルガンは,パイプ数は3,231本で,埼玉県内では,所沢市民ホール,武蔵野音大に次いで三番目の大きさ。

 ドイツの男性オルガニスト,シルヴィウス・フォン・ケッセル氏の演奏。約一時間。オルガンにアレンジした「ワルキューレの騎行」は,パイプオルガン1台でオーケストラと言われているのを実感した。ケッセル氏は,即興演奏の名手というので最後に,趣向があった。アシスタントが,「我は海の子」,「夏の思い出」,「夏は来ぬ」を弾き,聴衆の拍手の多い曲をケッセル氏に即興で弾いて貰うという企画だった。おそらく,この中では「夏の思い出」が最も好まれるだろうと思ったが,「夏は来ぬ」がいちばん拍手を集めた。演奏を聞いていると,この曲がオルガンに合いそうだと思えたし,来場者の多くもそう感じたらしい。ケッセル氏は,楽譜をしばらく眺め,やがてパイプオルガン用に様々に即興でアレンジして,20分ほど演奏した。ケッセル氏はこの曲も,この曲の背後の日本の夏を知らないはずなのに,次第に,深い理解に達していくのがわかり,聴衆は,満足感に浸った。

7月21日(日)
 大相撲名古屋場所は,四大関が不在となり,たいした話題もなく,淡々と一日一日が過ぎていく。しかし,一人一人の力士が,上を目指して全力で戦う,これが普通の状態だろう。今場所からNHKは,各取組の動画の配信を始めた。相撲協会は,スマートフォンアプリなどでインターネット配信を行ってはいるが,これは,僅かな時間差で,終わった当日の取組を何回でも無料視聴できる画期的なサービスである。

 この動画サービスでは,今場所の再生回数の第一位は,横綱でも遠藤関でもなく,幕尻に近い炎鵬関の取組らしい。168センチで体重は百キロに足りない炎鵬関は,土俵上を広く使って,相手を翻弄し,勝機を掴む。三連敗の後,勝ち越した一番への場内の歓声と拍手は優勝が決まったかのようだった。再生動画を見ていると,腕力の強さがよくわかった。

2019年7月14日 (日)

週間日誌2019-07-14(『新聞記者』,『宮廷の諍い女』,スイカ,冷蔵庫)

7月8日(月)
 角川シネマ有楽町で『新聞記者』(藤井道人監督,2019年)を観た。前方2列以外は満席だった。高齢者が半分以上。望月衣塑子『新聞記者』(KADOKAWA,2017)は,ドラマではないが,この映画はミステリのように作られていて,わかりやすい。仕事と家庭の間で悩む松坂桃李の妻が健気な本田翼。日本の新聞社ではFAXが主要な通信手段であることもよくわかった。

7月9日(火)
Arasoime  18世紀の清の第5代皇帝・雍正帝の時代の後宮の愛憎劇である中国製テレビドラマ『宮廷の諍い女』の第76回最終回をようやく観た。テレビではなくDVDで観はじめたのは一年半前で,主人公の甄が追い出され廃妃となる45話で中断していたが,二か月ほど前から,続きを鑑賞してきた。心ならずも入営して以来,雍正帝に寵愛されるが,重臣の父を持ち殺人も辞さず権勢をふるうライバル華妃と争い,何とか倒すのが前半。しかし,皇后の奸計のために尼寺送りになるものの,奇跡的に復活し,今度は皇后とたたかうのが後半である。陰謀や罠ばかりでなく,毒物などの様々な手段で相手を倒そうとする後宮の諍いである。

 最後に,雍正帝から心の離れた甄は,犠牲になった人々の復讐を果たす。死の床についた雍正帝が彼女に,生んだ皇子は自分の子かと尋ねると甄は,平然と「当然です。天下の民は,みな陛下の子ですよ」と答える。この後には,もっと酷い言葉が皇帝に浴びせられる。賢いばかりでなく冷酷さが加わった甄は清で最も高位の女性となる。

7月10日(水)
 英国のダロック駐米大使は,機密の公電の中でトランプ政権について「機能不全や予測不可能さ,下手な外交や無能さが今後,改善するとは思えない」,イランの核合意をめぐる外交政策については「支離滅裂で無秩序だ」と懸念を示したほか,経済政策については「世界の貿易システムを台なしにするおそれがある」と警告していたが,この公電が暴露されてしまった。これに対しトランプ大統領は8日,ツイッターに「われわれは今後,彼を一切相手にしない」と投稿した。

 サッカー女子ワールドカップで優勝した米国チームの主将のメーガン・ラピノ選手は,大会前にトランプ大統領の性別や人種などの差別的な発言を念頭に,ホワイトハウスには行かないと述べた。これに対しトランプ大統領はツイッターで「勝ってから言え!仕事をしろ!」と投稿していた。

 自分に対する誰からの批判にも反応する気の小さい大統領。

7月12日(金)
 スマートフォンとQRコードを用いたキャッシュレスシステムを普及させようと様々な企業が競っている。しかし,うまくいかないのは7payだけではないらしい。掲示板に「Suica最強説」というスレッドがあり,教えられることが多かった。随分前から,コンビニエンスストアや端末のある店ではPASMOのカードで支払うようになった。現金は要らないし,決済が速いので便利だと思う。JRより地下鉄や私鉄に乗ることが多いのでPASMOを使っているだけであるが,関西でも九州でも同じカードを使うことができるのはありがたい。

 SuicaやPASMOは,ソニーのFeliCaの技術を使っている。非接触で歩きながら改札口を通ることができるよう高速にデータのやりとりができるが,ガラパゴスで海外に進出しない。皮肉なことに,そのために,国外からの不正なアクセスから守られているようだ。

7月13日(土)
 蒼井優と山里亮太の結婚会見で,結婚を決めた最大の理由を問われた蒼井優は,「人に対しての感動することと許せないことのラインが一緒だったり,金銭感覚が似ていることと,あと,冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるとか」と答えた。この冷蔵庫のことが,エッセイなどでよく取り上げられている。冷蔵庫をすぐ閉めることのできる男,なかなか現実的で微妙なところを突いてくるなという感じである。

2019年7月 6日 (土)

週間日誌2019-07-07(F1,ウィンブルドン,メモリー,『ソーラー』)

7月1日(月)
 昨日のF1のオーストラリアグランプリの後半をDAZNで観戦した。いつもは,それほど熱心に観てはいないが,今回は,レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手の追い上げに見入ってしまった。フェルスタッペン選手は前年の優勝者で,このコースと相性がよく,予選は2位だった。ところが,出遅れて7位まで下がった。後半,徐々に追い上げて順位を上げたフェルスタッペン選手は残り3周で首位のフェラーリのルクレール選手を追い抜いた。しかし,抜き方が強引だったため長い審議となったが,おとがめなく優勝が認められた。場内にいたおどろくほど多数のフェルスタッペン選手の応援客が満足した。

 ホンダは,4年前にF1に復帰しマクラーレンと組んだが,成果を上げられないまま別れて,昨年からトロ・ロッソ,今年からはそれに加えてレッドブルと提携,ようやく,念願の優勝を果たした。今のF1は,メルセデスとフェラーリが二強で,レッドブルのフェルスタッペン選手は,その中に割って入ってはいたが,3位がやっとだった。

 ただ,これでレッドブルが強くなったかどうかには疑問があるし,皮肉なことにマクラーレンが今シーズンは好調で,勢いがある。さらにトロロッソは,さほどの成績を残していないのでホンダも喜んではいられないだろうに。

 ウィンブルドン1回戦で大坂なおみ選手は,39位のユリア・プチンツェワ選手と対戦した。プチンツェワ選手は,大坂選手のスピードのあるサーブやショットには対応できないものの,冷静に粘り強く返し続け,ラリーは大阪選手が必ずミスをする展開になり,7-6,6-2で快勝した。大坂選手は,芝が苦手ということもあるのだろうが,同じ選手に負け続けたり,不安感がはっきり顔に出たりするのをみると,大きな問題があり,復調には時間がかかりそう。

7月2日(火)
 3台のパソコンのメモリーを増設した。慎重に買うメモリーを選び,これまで16MBのパソコンのメモリーを32GBに,8GBを16GBにした。手こずったのはデルのノートパソコンで,どうしたら裏蓋を開けることができるのかわからない。ウェブで調べたところ,まず,キービードを外さなければならなかった。悪戦苦闘して,ようやく裏蓋が明き,メモリースロットが現れた。

 メモリーを増設すれば,確かに実感できるほど速くなるが,映像のトラブルは結局,解決しなかった。

7月3日(水)
Solar 何度も読みかけて挫折していたイアン・マキューアン『ソーラー』(村松潔訳,新潮社,2011. 361p.)を読み終えた。終わるのが残念だったが,これでは終わらざるを得ないだろう。主人公は,ノーベル物理学賞を受賞した英国の研究者マイケル・ビアードである。ちび,でぶ,はげで,品行方正とは言いがたく,いい加減で,目先の快楽を追い,女性にだらしなく,53歳までに四度の離婚を重ねている。五番目の妻パトリスが,夫の浮気に腹を立て,自分も愛人のもとに通うのを見ている場面から始まる。ビアードは国の研究所の所長で,太陽光発電の研究をしている。パトリスをめぐる騒動があり,ビアードは研究所を追われるものの,新しい発電プラントを開発する。マキューアンは主人公について数々の愚行とエゴイズムを意地悪く書いているが,読者は,自分自身と重ね合わせてみるので,それほどビアードが嫌いにはならない。

 ビアードは,海外での仕事を終え,ヒースローからの地下鉄に乗る前に,お気に入りの塩とビネガー風味のポテトチップスを買った。くたびれていたので少しうとうとしたが,気付くと座席の反対側に座った190センチもありそうな若い男が,テーブルの上の袋から塩とビネガー風味のポテトチップスを食べている。むっとして自分も何枚か取り,相手と取り合うことになった。ビアードは,無礼をとがめるつもりで。その男のペットボトルの水を飲み干した。男は,後始末をして降りた。多少の満足を感じて,ホームに降りたが,その時,ポケットに自分が買ったポテトチップスの袋があることに気付いた。

7月5日(金
 気象庁の「向こう1か月の天候の見通し(7月6日~8月5日)」では,


〇北・東・西日本では,オホーツク海高気圧からの冷たい空気や,曇りや雨の日が多い影響で,向こう1か月の気温は低いでしょう。
〇北日本太平洋側では,オホーツク海高気圧からの湿った空気の影響で,向こう1か月の日照時間は平年並か少ないでしょう。
〇東・西日本では,前線や湿った空気の影響で,向こう1か月の降水量は,平年並か多く,日照時間は平年並か少ないでしょう。
と予想されている。8月はわからないが,気温が高くならなければありがたい。これがオリンピックの開かれる来年なら随分とたすかるのだろうが,きっとそうはいかない。

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