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2018年12月30日 (日)

週間日誌2018-12-30(今年の映画,読書,ニュース)

12月30日(日)
 今年,気になったニュース,出来事。

1.夏の猛暑
 東京では,6月25日から最高気温が30度を超し,以後8月末までほぼ二か月間,猛暑の日々だった。35度以上にもなり。最高は39度だった。西日本はもっと酷かったし,台風の被害もあったわけで,それに比べるとまだましだった。とは言え,これまで経験したことのない暑さだった。これを「災害」と呼んでもよいと思った。

 クーラーをつけたままのクーラー頼りの毎日,クーラーが故障したらどうするか真剣に考えた。炎天下,外を歩くには勇気がいった。

 問題は,これが今年限りの異常気象とは考えられないことだ。来年も同程度,あるいは今年以上だったらと思うと,今から気が滅入る。

2.公文書改竄
 財務省は,森友学園案件に関する14件の決裁文書の改竄を公表した。改竄ばかりでなく,応接録の廃棄などの問題もある。公務員は,こうしたことをしない,できない体質ようになっているのだとばかり思っていたので驚くしかなかった。モラルや規律という面でも問題のある政権が長く続くと,こうしたことが起きるのか。

 改竄とは別のことであるが,若尾政希『百姓一揆』(岩波書店, 2018. 234p.)には驚くようなことが書いてあった。江戸時代の藩庁や村役人の実務的な記録に含まれている百姓一揆の訴状の中には,雛形(テンプレート)に基づいて書かれたものがあり,そうした雛形を集めたマニュアル本が流通していたそうである。

 今の文書の多くも,テンプレートに基づいて,あるいは先行文書のファイルを直しながら書くのだろうから,もともと実務文書は,定型から離れられないものである。

3.南海トラフ地震
 今年,和歌山県など西日本の太平洋岸でたびたび地震があった。これまでにないことである。さらに,南海トラフ地震に対する対策がしばしばニュースとなった。今年2月には文部科学省の地震調査委員会が今後30年間で最大M9クラスの「南海トラフ地震」が発生する確率は70~80%と発表している。地震の予知は出来ないのに,こうしたことを発表するのは,少しは自信か根拠があるのだろう。

 もし,今年,「南海トラフ地震」が起きれば,いま,日本でなされている計画のほとんどは中止になる。中止になるのは,オリンピック,パラリンピック,万国博覧会ばかりか,リニア新幹線どころではなくなるし,原子力発電所は停止させることになる。日本の国力,経済力ははかなり低下する,あるいは低下すると言われている。

 南海トラフ大地震は,昨年まではさほどニュースにはならなかったが,今年は,切迫が感じられる年となった。

12月29日(土)
 本を読んでいる時間が長い。読書が好きだから。古典から鉄道本や宝塚小説まで,様々な本を自由に読めるようになった。今年,250冊を読んだ。多くは,図書館から借りて読んでいるが,買った本も同様だが,全て最後まで読むわけではない。目を通した本は,500冊以上になる。朝日新聞や読売新聞では,毎年,今頃,書評委員が選んだ3冊の本を掲載しているが,今年の計40人の計120冊のうち,読んだのは5冊,読みたいと思ったのは2冊(末延隆成他『自衛隊の存在をどう受けとめるか』,熊野純彦 『本居宣長』)だった。

Mothering

 次の8冊を面白く,また興味深く読んだ。(読んだ順)

Morton, Kate『秘密』(東京創元社, 2013. 330p.)
中山可穂『娘役』(KADOKAWA, 2016. 211p.)
DeLeon, Jana 『ワニの町へ来たスパイ』(東京創元社, 2017. 314p.)
Smith, Dominic『贋作』(東京創元社, 2018. 421p.)
Swift, Graham『マザリング・サンデー』(新潮社, 2018. 170p.)
Jackson, Mick『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』(東京創元社, 2018. 165p.)
鈴木達治郎『核兵器と原発 : 日本が抱える「核」のジレンマ』(講談社, 2017. 214p.)
坪内祐三『新・旧銀座八丁東と西』(講談社, 2018. 325p.)

12月28日(金)
 今年1年の間に,映画館で観た映画は,36本だった。良かったのは次の6本(鑑賞順)。

『ハッピーエンド』 (Happy End,2017,ミヒャエル・ハネケ,フランス;ドイツ;オーストリア)
『さよなら、僕のマンハッタン』 (2017,マーク・ウェブ,米国)
『29歳問題』(2017,キーレン・パン,香港)
『ファントム・スレッド』 (Phantom Thread,2017,ポール・トーマス・アンダーソン,米国)
『おかえり,ブルゴーニュへ』(Ce qui nous lie,2017,セドリック・クラピッシュ,フランス)
『彼が愛したケーキ職人』 (The Cakemaker,2017,オフィル・ラウル・グレイザー,イスラエル;ドイツ)

 期待が裏切られた映画。

<;a href=http://blog.livedoor.jp/p-5762508/archives/52794785.html">『インクレディブル・ファミリー』

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