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2018年11月25日 (日)

週間日誌2018-11-25(ゴーン氏,ラグビー,銀座通り)

11月25日(日)
 来年の日本開催のラグビーワールドカップでは,日本代表(2018年11月現在11位)は,予選リーグで,ロシア(19位),アイルランド(2位),サモア(16位),スコットランド(7位)の順で対戦する。昨日24日にそのロシアと日本代表は英国で試合をし,32-27でようやく勝った。レギュラーを外し,若手中心だったが,ロシアは,防御がしっかりしており,しかもキッカーが上手なので,攻め手のないまま推移,日本はベテラン勢の力でようやく終盤に逆転した。

 ワールドカップでは,日本対ロシア戦は,開幕戦であるし,ロシアはかなり強いことがわかり,しかも日本に勝って予選突破の足がかりを作りたいわけであるから,日本代表は,レギュラーメンバー総出で勝ちにいくしかない。けれども,日本代表は,第一戦で力を使い果たすと,次に対戦する最強のアイルランド戦が苦しくなる。難しいことになった。

11月25日(土)

 六本木の青山ブックセンター六本木店の前を通った。「文喫」という題名で「本と出会うための本屋 入場料1,500円 きっと本が好きになる」と書かれた掲示があった。調べると,約3万冊の書籍を販売し,「選書室」「閲覧室」「研究施設」「喫茶室」からなり,12月に開店するようだ。

 入るときには入場料1,500円を払ってバッジを貰うが,おかわり自由の珈琲・煎茶付きとなっている。喫茶店なら飲食施設として各種許可が必要であるが,こうすれば,問題ないらしい。勘違いがあるように思うが,「神保町ブックセンター」を褒めそやす人もいることを考えるとこれからはこえでよいのかもしれない。

11月24日(金)
Ginzahigashnishi  坪内祐三『新・旧銀座八丁東と西』(講談社, 2018. 325p.)は,銀座三丁目西から銀座六丁目西まで,16章で銀座の一丁目から八丁目を東西に分けて,自分の記憶を中心に数多くの著作を引用しながら取り上げている。南伸坊氏の装丁,挿絵も素晴らしい。言及されるのは飲食店が多いが,絶妙な語り口に,読みふけってしまった。やはり,記憶力の凄さには驚かざるを得ない。高校生から大学の頃についても写真的な記憶力があるらしい。

 この中で,東と西を分けるのはもちろん銀座通りである。巻頭の地図には。「中央通り」とあるが,著者は「銀座通り」とおそらく意識的に書いている。銀座一丁目から八丁目までの中央を貫いていて,地下鉄銀座線の走る通りは「銀座通り」である。

 1961(昭和36)年7月19日の読売新聞には「『中央通り(銀座ー上野)』など都内道路の愛称仮決定」という記事があり,「都通称道路名設定審議会」が都内30路線の通称を仮決定し,「銀座通りは範囲を新橋-京橋-日本橋-上野までにのばして『中央通り』と」したと書かれている。その後の記事はない。銀座通りを東京都の審議会が決めたからというので忠実に「中央通り」と新聞もテレビも呼ぶことになったのだろうが,おかしなことだ。

 もう一つ,「GINZA SIXなどというダサイ建物」,交詢ビルは醜い,資生堂本社は要塞のよう,というのにも同感。エルメスのビルも銀座プレイスもどうかと思う。

11月23日(金)
 外苑銀杏並木は人出は多く,秩父宮ラグビー場裏門に行くには,のろのろ歩く見物客をかき分けていかなければならない。大学構内のラグビー部のチケット販売所で購入した席は,若いラグビー部OBらの真ん中だった。

 もし今日,早稲田に勝てば,早慶戦8年ぶりの勝利,対抗戦の優勝確実となるはずだった。一昨年は,25-23,昨年は,23-21で負けた。しかし,今年もまた21-14で敗戦。ラグビーには後から考えると脚本があったかのような試合があるが,今日の試合もそうで,終盤,リードした早稲田がキックの失敗などを重ねてもたもたする内に,勢いが出て,追いつくストーリーを夢想した。怪我気味なのだろう毎年,早稲田戦にしか出てこないウィングの選手がいるのだが,4年の彼が最後に会心のトライを挙げるという筋書きかと思ったが,そうではなかった。

11月19日(月)
 NHKの相撲中継の途中午後6時近く「日産 ゴーン会長を事情聴取 金融商品取引法違反の疑い」というテロップが出て。「逮捕へ」となった。何が起きたのかわからなかった。別の大きな事件の一環かとも思った,そうではなく,今のところは金銭問題である。

 シンガポールの華人富裕層の豪勢な住まいや浪費ぶりを『クレイジー・リッチ!』で観たばかりなので,テレビで映し出されるブラジルやベイルートのゴーン氏の住まいは慎ましやかに見えた。細工をして得た数十億の金は,投資などに費やされたのだろうか。何もしないでも不動産から巨額の収入があるシンガポール富裕層は,使い途がなくて困っているらしい。

2018年11月18日 (日)

週間日誌2018-11-18(錦織選手,『元禄忠臣蔵』,「シルス・マリア」,「フェルメール展」観客,ラグビー)

11月18日(日)
 英国のロンドン郊外にあるイングランド代表のホームグラウンドとして知られるトゥイッケナム・スタジアムで,日本対イングランドのラグビーテストマッチが行われた。試合中,イングランドが攻勢の時には,「スイングロー,スィートチャリオット」という応援歌がスタンドからわき起こる。

 試合の前半は,日本代表が大健闘し,15-10でリードして終わった。ウィングの山田選手の外に位置したパワーもスピードもあるリーチ主将が,山田選手からボールを受け,ライン際を走ってあげたトライは,圧巻だった。しかし,後半は,もうこの手は通じず,イングランドの各選手が走りまわり,スイングローが鳴り響き,逆転されて15-35で負けた。3年前の南ア戦のように最後まで僅差で行くのはトゥイッケナムのようなところでは難しい。

11月17日(土)
Silsmariarichter  国立西洋美術館で「リヒター/クールベ」という展示があるというので,行ってみた。チケット売り場で,窓口係から「リヒターは二枚だけですけどいいですか」と告げられた。確かに二点だけだった。見たかったのは,展示されているゲルハルト・リヒターの風景画の題名が「シルス・マリア」だったからである。この数年観た映画で,一番好きな『アクトレス ~女たちの舞台~』(オリヴィエ・アサイヤス監督,2015)の原題が"Sils Maria"だった。スイスのイタリア寄りの峡谷の地名である。

 帰りに「フェルメール展」開催中の上野の森美術館の前を通った。「それほど混んでいない」という噂を確かめたかった。行列はできていたものの20分待ちだった。20分はたいしたことはない。上野動物園のジャイアントパンダの同時刻の待ち時間は100分だった。

11月15日(木)
 グランプリシリーズ第4戦のNHK杯で優勝した新星,紀平選手は,スキルばかりか華もあるというのであっという間にスターになった。紀平選手の名は「梨花」,どれほど多いかわからないが,変換ソフトで早めに出てくる名前だ。

 たまたま,1956年の『流れる』(成瀬巳喜男監督)を観ていたら東京柳橋の芸者置屋に斡旋所からやってくる女中(田中絹代)の名が「梨花」だった。置屋の芸者衆からは,「珍しい名前ね」,「異人さんみたい」,「呼びにくいわね」などと言われ,女将の山田五十鈴は,お春さんと呼ぶと勝手に決める。原作者の幸田文の分身で,実質的な主人公だから当然とは言え,この梨花さんは,気働きができ,身を惜しまずよく働く優秀な女中さんだった。

11月14日(水)
 赤穂事件を題材とする映画は,いくつか観たけれども,近藤富枝『伝えておきたい古きよききもののたしなみ』(河出書房新社, 2018. 196p.)で1941(昭和16)年に松竹と前進座のオールスターキャストで作られた『元禄忠臣蔵』という大作があることを知った。真山青果の原作に基づき,監督は溝口健二。前編,後編で約220分,DVDは2枚。戦争協力に消極的だった松竹が国策映画としたかったらしく,冒頭に「護れ 興亜の兵の家」と昭和15年のスローガンの一つが出てくるが,映画の内容との関連は薄いように思える。

 当然,江戸時代そのままではないものの,今よりはずっと江戸時代に近いわけで,衣装,建物,所作,動作,台詞のいずれにも近年の時代劇とは異なる重厚さ,それらしさが感じられる。この映画には松の廊下はあるが,吉良邸討ち入り場面はない。討ち入りの翌日,吉田忠左衛門からの瑤泉院への手紙が読み上げらることで討ち入りの概略を述べるというあっさりさである。『四十七人の刺客』(市川崑監督,1994)のように討ち入りにえらく凝った映画もあるのだが。

 男子ATPファイナルズリーグ戦第二戦の錦織選手対アンダーソン選手戦をテレビで観戦。錦織選手の試合を最初から観るのは久しぶりである。ところが錦織選手はミスが重なり手も足も出ず,0-6,1-6という考えられないような悲惨なスコアで負けた。観戦したことがいけなかったかと反省。

11月13日(火)
 大相撲九州場所で横綱稀勢の里席は,三日目で三敗。横綱が負けると座布団が飛ぶはずなのに,三日間その様子はない。能町みね子さんのツイッターによると「九州場所は座布団が2枚連結されて飛ばないようになってるから誰がどう負けようが座布団は飛ばない」とのこと。相撲取りほどの腕力が無いと無理ということか。連結座布団を投げたかった親方もいたのではないか。

2018年11月11日 (日)

週間日誌2018-11-11(カーリング,中間選挙,修学旅行,正倉院展)

11月10日(土)
 韓国の江陵で開かれているパシフィック・アジア選手権大会女子で,日本代表のLS北見は予選リーグから負けなしで勝ち進み,問題なく優勝だろうと思っていた。決勝戦の韓国に途中3点差を付けた時にはもう安心という気分になったが,最終局面の韓国チームの頑張りに逆転され負けてしまった。ミスも多かった韓国チームであるが,実に粘り強かった。

11月9日(金)
 米国の中間選挙は勝敗がわかりにくい結果だった。しかし,予想通りだった。手嶋龍一氏の「月並みな結果です」という言葉に納得。そう簡単に大統領弾劾はできないようになっている。ニクソン大統領の弾劾はそんなにまれな例だったのかと思う。

11月8日(木)
 京都で広隆寺に行こうと四条大宮駅から嵐電に乗った。乗客は多く,座れたが,前に立っていたのは,五人の制服を着た女子中学生たちだった。グループ行動で嵐山に行くらしい。どこから来たのだろうと思っていたが,聞くわけにもいかない。しかし,すぐ前にいた生徒がリーダーらしく,学校から渡された携帯電話を取りだしたが,その携帯電話に学校名が書いてあった。広島からのようだ。また,一人が鞄から小冊子を取り出した。表紙には,メンバーをアニメキャラクター化したイラストがあり,学年が書いてあった。この学校では研修旅行というらしい。この栞の中を見たかった。

 京都御苑のベンチに座っていたら八人組の修学旅行生が歩いてきた。四人の男子から少し遅れて三人の女子,さらに離れて女子生徒が一人とぼとぼと歩いて行った。心配するほどのことはないのだろうが,修学旅行の「ぼっち」はかなり辛いだろう。

11月7日(水)
 ここ10年ほど,毎年「正倉院展」に出かけている。新幹線と近鉄を乗り継ぎ,近鉄奈良からは歩いて奈良国立博物館に行く。切符売り場に列はないが,入口までの行列の長さは昨年より少し長かった。しかし,列の進み方は早く,15分で入口に達した。今年の目玉は,箱に海亀の甲羅を貼った「玳瑁螺鈿八角箱」。

 場内はごった返している。壁際のガラスケースの展示を丁寧に,のろのろと列を作って順番に観ていく人が多いが,これが滞留の原因になっている。運営側は,何とかしたいらしいが観客は全部観なければいけないと思い込んでいる。外国人観光客も押し寄せる中,狭い展示場で毎年かなりの点数を展示するのは無理がある。他に広い場所がないのなら,展示点数を減らすしかないように思う

Eiden  京都の出町柳から叡山電車で三宅八幡へ行く。発車間際の電車に乗ったら楕円形をモチーフとした新型車両「ひえい」だった。内側もユニークで窓まで楕円形。

 三宅八幡から蓮華寺に行ってみる。紅葉は一部見頃だった。

2018年11月 4日 (日)

週間日誌2018-11-04(横須賀,カーリング,『夜の河』,古本まつり,ラグビー)

11月4日(日)
 大学ラグビー対抗戦の慶大対明大戦をテレビで観戦。前半は,慶大がリード。しかし,自軍のスクラムでもことごとく押されてボールを奪われてしまうというめったにない惨状。負けるだろうなと思ううちに,明大が逆転した。けれども,終了間際,相手ゴール前のスクラムを頑張り,出たボールをナンバーエイトが突進してトライし決勝点をあげるという劇的展開。

11月3日(土)
 味の素スタジアムの日本代表対オールブラックス戦をテレビで観戦。日本代表は5トライをあげたものの予想通り,張り切る若手中心のオールブラックスに31-69で,負けた。スクラムはなんとかなったものの,ラインアウトで手も足も出なくなると辛い。

11月2日(金)
 神田神保町に行き,久しぶりに「神田古本まつり」の屋台を眺める。三省堂書店の隣のビルにある「古書かんたんむ」は閉店するので全品半額セールを行っていた。同業者なのか。ポスターなどを大量に買っている人たちがいた。

 国立国会図書館で開催中の「「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」を観た。狭い会場に国立国会図書館の歴史関連と蔵書と珍しい本などを並べた流れもなく雑然とした焦点の定まらない展示だった。

11月31日(水)
 川本三郎『あの映画に,この鉄道』(キネマ報社, 2018. 328p.)を読んでいて,ほとんど邦画を観ていないことに気づいた。この本でかなりの分量が費やされていた『夜の河』(吉村公三郎監督,1956)をDVDで観た。鉄道では,京都の市電,奈良電車(今の近鉄京都線),鴨川に沿って地上を走る京阪電車などが出てくる。山本富士子の25歳の時の主演作であるが,こんな感じだったのかと存在感に圧倒された。1963年を最後に映画にも,もちろんテレビにも出ず,芝居一筋となってしまった。

10月30日(火)
 カーリングのLS北見は,カナダのトルーローで行われたCanadian Beef Masters of Curlingに出場。カナダのジョーンズ,スウェーデンのハッセルボリ(優勝),スコットランドのミュアヘッド,米国のシンクレア各チームなど強豪を含む16チームが4チーム総当たりの予選と,決勝トーナメントを戦う形式。LS北見は,予選でハッセルボリ,シンクレアチームに勝ったが,決勝進出できず9位。

 出場チーム数にもよるが,トリプルノックアウト方式は,なかなか合理的なように思えてきた。

10月29日(土)
Yokosuka  よく晴れて,暑くもないので,海を見ようと横須賀に行った。JR横須賀駅を出ると直ぐに海で,海に沿って細長くヴェルニー公園がある。この公園には,戦艦「陸奥」の主砲,「長門」や「山城」のレリーフがある一方,バラ園があって,多種類の薔薇が咲き,説明板もあり,見て回る価値があった。軍港クルーズには長い行列ができていて諦めた。

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