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2018年7月15日 (日)

週間日誌2018-07-15(予土線,『進歩』,『贋作』,『TIMELESS』)

7月15日(日)

 朝吹真理子『TIMELESS』(新潮社, 2018. 266p.)を読み始める。面白い。だが,途中まで読んでやめて,続きから読もうとするたびに最初から読み直さなければならない。わざとなのか軽くて,記憶に残りにくい。

7月14日(土)

 サッカー男子ワールドカップの決勝トーナメントのほぼ全試合を観た。優勝を目指す決勝トーナメントでは,各国代表選手は全力,いや実力以上の力を出して奇跡的な結果を呼び込む。今日は,ベルギー対イングランドの三位決定戦で,賞金の差はあるかもしれないが,メダルもない三位決定戦などなくてもよいと思っていたが,意外にも後半は,かなり激しい試合となった。

 大相撲は,上位の力士の休場が続き,日本人力士の優勝のチャンスが大きくなった。応援団がいるが後半に弱い御嶽海関,怪我で休場するかもしれない高安関ではなく,平幕力士が優勝するのではないか。

7月13日(金)

Gansaku  ドミニック・スミス『贋作』(Smith, Dominic. The last paintings of Sara de Vos. 茂木健訳. 東京創元社,2018. 421p.)は,17世紀のオランダの無名女性画家サラ・デ・フォスの贋作を描く女子大学院生と一人の男の恋愛物語。贋作ミステリではない。レンブラントやフェルメールの頃のオランダ,1958年のニューヨーク,2000年のシドニーが舞台だが,1958年と2000年の主人公は共通している。家柄はよく,成功している,分別のある中年男マーティは,ニューヨークのセントラルパークに面したビルの三階分を占めるペントハウスでパーティを開いているが,妻が企画した趣向がうまういかず,映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』の慈善パーティのようになってしまう。全体として描写の部分にかなり水増しがあるように思えたし,贋作をめぐる成り行きや薄幸のサラ・デ・フォスはやや平凡。しかし,マーティが興味深い。貧しい若い女性に惹かれるのだが,いつまでもぐずぐずと逡巡するのが尋常でなく,しかも40年後も変わらない。

7月12日(木)

 ヨハン・ノルベリ『進歩 : 人類の未来が明るい10の理由』(Norberg, Johan. Progress 山形浩生訳. 晶文社.2018. 342p.)について,後書きで翻訳者は次のように述べている。

本書については,紹介が一言で済んでしまう。世の中,百年単位で見ればあらゆる面でよくなっている,ということだ。食べ物も増え,それにより水も衛生設備もぐっと普及し,寿命も延び,健康になり,豊かさもまし,平和も自由も平等も促進されている。あらゆる面で,現代はすばらしい時代になっている。 本書はこれを各種のデータやエピソードで補ってきちんと説明したものだ。

 このように,飢饉,衛生,貧困,暴力,寿命,自由,差別がこの百年の間にどれほど良い方に向かってきているかを統計で示されると,そうかと思わざるを得ない。

7月11日(水)

 西日本の豪雨で,多くの鐵道路線が被害を受けたが,JR四国の予土線もその一つだった。予土線は,愛媛県の北宇和島と高知県の若井を結ぶ100年の歴史がある路線であるが,乗客数は少ない。愛媛側からは県境の山脈を越え,後は四万十川に沿って太平洋岸にいたる。昨年の2月に宇和島側からこの予土線に乗ったが,単線をディーゼルカー1台が少ない乗客を乗せて時間をかけて走る。四万十川の流れる方向が思っていたのと正反対だった。全通まで二か月以上かかるそうだ。旅客六社の中で最も経営資源の乏しいJR四国だが,復旧できるか心配。

7月9日(月)

 バスに乗ったら腰掛けている50歳くらいの男が朝井リョウ『何者』(新潮社,2012.286p.)の単行本を読んでいた。じっとみていたら,次第にとばし読みになり,降りるときには閉じてしまっていた。読んだ覚えがある。五人の大学生の就職活動のことが書かれている。直木賞受賞作なので読んだ記憶があるが,このおじさんには大学生の子がいるのだろうか。


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