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2017年12月 3日 (日)

週間日誌2017-12-03

12月3日(日)
Kaikatetsudoutantei  山本巧次『開化鐵道探偵』(東京創元社,2017)は,明治時代に大津と山科の間の逢坂山トンネル工事で起きる事件を井上勝に依頼された元八丁堀同心が捜査するミステリで,当時の雰囲気が良く出ている傑作だった。『阪堺電車177号の追憶』(ハヤカワ文庫,2017)も緻密な構成で意外性もあった。阪堺電車には数年前に浜寺駅前から天王寺駅前まで乗ったが,阪急沿線とは大きく違う大阪を知った。その山本巧次の「大江戸科学捜査八丁堀のおゆう」シリーズ(宝島文庫)が評判ときき,第二巻と第三巻を読んだが,第一巻が入手しにくい。電子書籍にするか,増刷して欲しい。

11月30日(木)
 リニア中央新幹線の品川駅工事の模様が公開された。このリニア中央新幹線は,残土や水源,環境問題をはじめ様々な懸念があり(樫田秀樹『リニア新幹線が不可能な7つの理由』岩波書店,2017),さらに本当に必要かとまで言われているが,工事は進行中らしい。たとえ今,名古屋までのリニア中央新幹線があったとしても,乗ることはない。大阪まででも乗らない。もちろん,東京,名古屋,大阪を頻繁に行き来する人々にとっては,航空機でもリニア新幹線でもよいのだろう。しかし,東京大阪間が完成することになっている2045年にどれだけ客がいるのか疑問である。

11月29日(水)
 横綱日馬富士が引退届を出す。気の毒でならない。かわいそうだ。本人や親方の無念さもわかる。事件の背後にある差別感情も問題であるが,テレビ,新聞,週刊誌の報道姿勢もかなりひどくなっている。力士に対するリスペクトが全くない。NHKまでもが伝聞でしかないことを平気で報じ,民放は相撲を普段は見ていないいい加減なコメンテータの発言をそのまま流している。もう少しまともな人はいないのかと思うが,テレビ局は番組の質の管理ができなくなっているのだろう。こちらは哀れである。

11月28日(火)
 朝の9時過ぎ散歩で神宮外苑銀杏並木を通る。青山通りに面した銀杏は,黄ばむのが遅くてようやく色づいた。しかし,奥の方はもう葉がすっかり落ちている。この時間帯にいる二人以上の人々のほとんどは,隣の大国からの旅行客である。一日を有効に使おうというのだろう,早くから元気いっぱいだ。何かパフォーマンスをしたいようで,落ち葉をかき集めて頭の上から降らせて素早くシャッターを切るというようなことをしている。この寒いのに両肩を出したウェディングドレスと白服の花嫁が写真に収まっている二人とエージェント,カメラマンがいる。大声で指示しあっているので,日本のカップルではないことがわかる。

11月27日(月)
Ctrre  勤め先の大学のクリスマスツリー点灯式。正門から入った芝生に植えられた大きな二本のヒマラヤ杉に色とりどりの豆電球を付け,毎年この時期に点灯式が行われる。冷たいLED電球ではないので,多少暗いものの暖かみがあってクリスマスを感じさせる。


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