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2016年11月21日 (月)

本当に強くなったラグビー日本代表

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 欧州遠征中のラグビー日本代表は,ウェールズ代表と対戦した。ウェールズは,世界第6位で,今年の六か国対抗ではエディー・ジョーンズ監督のイングランドに次ぐ第二位だった。ウェールズでは,ラグビー人気が高く,巨大なスタジアムがあり,日本との対戦でも7万4千人も観客が集まった。ラグビー-好きなウェールズ人は,どこが相手でもウェールズ代表の試合を見に来るのかもしれないが。

 ペナルティキックで日本が先制し,その後トライを取られ取り返し,前半は14-13。後半に,27-16と11点差となった時には,スコットランド戦やアルゼンチン戦同様,どんどん差を広げられるのかと思ったが違った。日本は,じりじりと差を詰めはじめ,二つのトライで終了5分前に30-30と同点にした。思ってもみなかった展開になった。

 その後,ウェールズは日本ゴール前で攻め続けるが,トライを取れそうにない。終了1分前に,ウェールズのサム・デイヴィスのドロップゴールで何とかウェールズが33-30で勝った。ドロップゴールで決まるなど,ワールドカップ並である。英国の報道では,サム・デイヴィスがウェールズが赤恥をかくのを救ったという見出しになっている。

 昨年のワールドカップで日本が南アフリカに勝つことができたのは,前監督の周到な準備と長い練習があったからだと言われている。新しいジェイミー・ジョセフ監督になったが,まだ練習期間は短く,日本代表になった選手も多い。それでも,満員の敵地という不利な条件で,こうした試合ができた。相手のオフロードパスの連続にも崩れないディフェンス,相手ボールをもぎ取る力,素早いアタックと素晴らしい出来だった。

 昨年のワールドカップ3勝以来,日本代表は,地力と自信を兼ね備えるようになったようだ。


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