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2013年9月 4日 (水)

7インチタブレットとの長い日々

Regaza  昨年2012年7月だっただろうか。タブレット端末を衝動買いした。携帯電話を持たず生きることはできる。先日,ある予約サイトに登録しようとしたとき,携帯電話番号が必須入力となっていたのには困った。それはともかく,3.11の時から,外出時に何らかのモバイルを持っていないと困ると薄々感じていた。

 そこで,カーナビゲーションとワンセグが一体化した機器を買ったのであるが,起動してからGPSに接続するまで時間がかかったり,なかなかテレビをみることができなかったりしたので,期待に応えてくれなかった。

 7インチタブレットの東芝 レグザタブレットを買おうと思い,ビックカメラに確かめに行った。重さは300グラムであるし,大きさもよかったので買った。かなり高い。普通は,携帯電話と同じようにタブレットを買うと回線の契約をするらしい。それが月4千円ほどで,機器は安くなるが,二年間くらい払い続けなければならない。出先で頻繁に使うのならそれでよいのだろうが,そうした利用はあり得ない。

 手に入れたものの,Wi-Fiの接続の仕方を良く理解できないでいた。以前,持っていたアマゾンのキンドルはG3でどこでも接続できた。確か吉野や高野山の駅で繋がった。これは,アマゾンが通信料を払うという太っ腹だったためだ。

 通信機能がないので,たいした役に立たなかった。パソコンからファイルをダウンロードできPDFファイルを読むことができるので,旅行で役立つこともないわけではない。7インチという点も,かつてスティーブ・ジョイスが「7インチタブレットは中途半端だ。スマートフォンと戦うには大きすぎるし,アイパッドと戦うには小さすぎる。7インチタブレットは初めから死んでいる」と言っていたことが気になった。ジョブスは苦手だが,正しいのかもしれない。ただ,後で知ったことであるが,要するに作って売るほうからみれば,7インチは,アイパッドより利益幅が小さいというだけのことだったらしい。

 昨年,夏に泊まった京都のホテルで,タブレットを使っていたら,ホテルのWi-Fiに自動的に接続した。はじめてインターネット接続ができ,感動したが,部屋にはパソコンもあり,あまり使うことはなかった。

 自宅のインターネット回線のルーターは無線LAN対応となっていることにふと気付いた。そこで,(いい加減に)マニュルやウェブの関連ページを見ながら接続を試したが,SSIDやKEYにいろいろなものを入れてもうまくいかない。時々,思いついて試したが,何月も経ってふとした弾みに繋がった時は嬉しかった。

 大学では接続できるのであるが,今年(2013年)の4月にWi-Fiの変更があり,この時は設定を任せるしかなかった。

 タブレットを使っているのは,アンドロイドOSの操作法を知っておいたほうがよいだろうと漠然と思ったからだった。ただ,接続の機会が少ないとなかなか習熟しない。しかし,次第にアプリの入手に慣れるようになった。

 7月に,スターバックスが店内でWi-Fiを無料で使えるようにするらしいと知った。早速,申し込んだ。実を言うと,これまでタリーズなどのファンでスターバックスは避けていた。しかし,こうなるとスターバックスに行かざるを得ない。まず,都内の店で試して,成功,その後,祇園祭を見に行った京都の烏丸通りや三条大橋脇の店でも繋がった。さらに函館や札幌のスターバックスでも確かに接続できた。

 こうなると,モバイルらしくなった。自宅で契約しているインターネット回線で月に200円で駅や特定の場所で無線LANを提供するサービスがあったので申し込んだ。ところが,これも接続に苦労した。ある日,大江戸線のある駅で突如繋がった。その時,わかったが,パスワードが間違っていた。パスワードを修正した結果,駅で使えるようになった。しかし,東京メトロの駅には,別に無線LANが設置されていることをこの時知った。

 そして,JR東海の新幹線に乗った。新幹線内でインターネットに接続できたのは,一つの目標だったので,達成感を感じた。

 誰でもスマートフォンで難なく行っていることを,携帯電話を持ちたくないケチが,苦労しながら,一部できるようになったというだけのことである。今でも,外出中にウェブを見たり,メールを読む必要性はほとんどない。最近の気候では,「東京アメッシュ」をみることができるのが有り難いくらいである。

 とはいえ,まるでゲームをしているように,ステージ毎に,小さな感動,喜び,達成感が得られたことは確かである。


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