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2010年9月30日 (木)

「ルコント」がなくなった。

 2010年9月末の靑山一丁目附近のことである。

Sce ソニーコンピュータエンターテインメントのビルのショールームがもぬけの殻になっていた。後でソニーのウェブサイトを見ると,本社は,品川のソニーシティに移転したとのことである。このビルは,バブルが崩壊した時にいろいろあった問題の土地に建てられた。ソニー向けに建てられたビルのようだが,この後どうなるのだろう。フランス料理のナリサワは変わりなく営業中。

 外苑の並木道の突き当たりにある欧州風の8階建てのAIGビルは,いっときテナントがいなくなったが,2階に入居者があった。

地下鉄銀座線の青山一丁目駅を降りてそのまま入っていくツインタワービル地下1階にある「ル・コント」のシャッターが閉まっていた。あわててウェブで調べると2010年9月26日(日)15:00をもって閉店したとのことである。多分,このツインタワーができて以来,「ル・コント」があったと思う。ここが本店で,洋菓子店に喫茶店がついていて,近年,反対側にブラッスリーもできていた。これら全部が,デパートへの出店を含めて閉店だという。

Lecomte 高いので,しょっちゅうというわけではないが,エクレアを買ったりしていいた。場所もよく,お客は入っていたように思うし,クレジットカードは使えず,現金だけの堅実経営のようだったが,時代に合わなくなっていたのだろう。

 このツインタワー地下街では,こうした撤退する店があると,代わりに入るのは,チェーン店である。最近は,それどころか,弁当をワゴンで売る店も入るようになった。デフレスパイラルが実感される。


2010年9月 4日 (土)

遙かなる「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」

 電車内の広告で丸善とジュンク堂が渋谷の東急本店内に2010年9月2日に書店を開店したことを知った。

 丸善とジュンク堂は,提携しているというか,大日本印刷の傘下にある。その協働の成果なのだろうが,書店名がこれでは,協調しているのかどうかわかりにくい。お客が「MARUZEN&ジュンク堂書店」と言ってくれると思っているのだろうか。

 とても暑い土曜日の夕方で,渋谷のハチ公広場から東急本店まで歩くのは苦痛である。混み合う周りを見渡せば,平均年齢18歳を下回り,道玄坂は西日に照らされている。書店は7階のワンフロアを占めるが,エレベータの数は少なく,なかなかこない。

 渋谷には,10年ほど前には,今もある「紀伊國屋書店」の他に「大盛堂書店本店」,「旭屋書店渋谷店」,それに「三省堂書店」があった。大盛堂はもう昔の姿ではなく,旭屋書店,三省堂書店は閉店した。昔は「東急本店通り」であったが,今は「文化村通り」と改名させられた通りの右側に,一時,「ブックファースト」が大規模な店舗を構えていたが,今は,撤退,元の旭屋書店の後に入っている。かつての旭屋書店とは品揃えが全然違っている。

 今の渋谷には,他に,「文教堂書店」,「啓文堂書店」,それに「TSUTAYA」内に書店がある。新宿,池袋に比べて明らかに見劣りする渋谷の書店事情の中で「MARUZEN&ジュンク堂書店」が開店した。

Mjbshop
 広さは3,630平米,在庫130万冊であるらしい。確かに広く,書棚のレイアウトや分類は明らかにジュンク堂のものである。文庫を中心に7,8冊の本を探したが,見つけることができて買ったのは5冊である。ジュンク堂でよく行くのは,新宿店と京都店であるが,この二店のほうが,渋谷店に比べて充実しているのは確かなことだ。丸善は,雑貨を担当しているようだが,雑貨のスペースを縮小して,書棚を増やす必要があろう。

 土曜日なので,大層,混み合っていた。ただ,ジュンク堂新宿店や丸善オアゾ店のほうが駅から近くて歩かなくてよいし,在庫が豊富であるので,今後,「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」に行くことは多分ないだろう。いつまで頑張ることができるのか,も気になるところである。


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