« 無念,一回戦で敗退 | トップページ | 建物のライトアップをやめよう »

2009年1月10日 (土)

東京都立中央図書館の「リニューアルオープン」

 東京都立中央図書館の改装が終わり,1月4日から開館し,「東京都立中央図書館リニューアルオープン記念企画展~都立図書館100年の歩み~」を開催するというので,出かけた。雨の中を広尾橋から有栖川公園を抜けて登っていったが,この図書館に行くのは久しぶりのことである。Toritsu


 入館する時に入館証を受け取り,ロッカーに荷物やコートをしまう。展覧会の行われている4階に行った。最初に「図書館資料の魅力~古地図に見る,「未知の国・日本」」と題して。15世紀から18世紀までに欧州で作られた日本の地図が展示されている。地図は所蔵資料ではなく,複製である。次に「東京の交通今昔」として,都電の絵はがきや,京王電車の案内などがある。さらに,ビジネス情報サービス」,「法律情報サービス」などに関連する資料が少しずつあった。そして最後に期待していた都立図書館の資料があったが,展示スペースも小さく,展示資料もほんのわずかだった。


 何だか焦点の定まらない,意図不明の薄手の展覧会であった。そこここに予算不足と企画力不足を感じた。


 閲覧システムが新しくなったので,雑誌記事を借りて複写してみることにした。1階に,パソコンが並んでいて,そこで蔵書目録を検索する。見つかったら,請求票を印刷する。この時に,入館証に付いているバーコードの識別番号をバーコードリーダーで読ませるという難しい作業が必要だった。


 国立国会図書館のように,貸出請求がオンラインで書庫にいくものとばかり思っていたが。そうではないことに気付いた。出納カウンターに,印刷した請求票を提出しなければならない。カウンターは小さく,四人ほど係員がいる。誰もが慣れないらしくて,見るからに無駄な動作が多い。資料は10分ほどで出てきた。さて,コピーをするのだが,パソコンでIDを入れ,借りた使用に貼付されたバーコードを読ませると,資料名の入った複写申込み票を印刷できる。これを複写カウンターに持っていく。


 国立国会図書館と違って,コイン式複写機で自分でコピーできる。複写の係員は一人で,外国新聞の1ページをコピーしたいという客に対応している。客は自分でコピーしたいと言うが,係員は,新聞は複写係がコピーするきまりになっていると言う。客は急いでいると言うので,係員は,複写室に見に行き,今,混んでいるので30分ほどかかるという。客は,何とかして欲しいと言うので,また,窓口係員は複写室に行くが,直ぐ戻ってきて無理だという。こんなことを7,8分繰り返していた。


 自分でコピーして,資料を返却した。相変わらず,カウンターは混乱しているようだった。

 データベースやインターネットを使うことのできるパソコンは,10台以上あり,新聞データベース等の他,医中誌webJ-DreamIIも利用できる。インターネット用パソコンは,都立中央図書館のトップページが表示され,ブラウザーからURL入力はできないように設定されているので,戸惑ったが,ブックマークにgoogleなどが登録されていた。なお,案内係は大勢いて,歩き回っている。


 カウンターの係員の対応を含めて,どうしてこのようなことになっているのかその原因は,大体,想像できる。初期不良ですめばいいのだけれど。

|

« 無念,一回戦で敗退 | トップページ | 建物のライトアップをやめよう »