« 六本木「国立新美術館」は「ナショナルギャラリー」を名乗って大丈夫なのか | トップページ | 西国三十三所第二十七番札所圓教寺の意外な訪問者 »

2007年1月30日 (火)

マイクロソフト:利用者には,新しいパソコンを買う機会だと考えてほしい。

 NHKは,2006年1月21日の「NHKスペシャル」のグーグル社に続いて,続けて,24日の「クローズアップ現代」でマイクロソフト社を取り上げた。

Windowsvista_1  本日(2006年1月30日)から,日本で発売される「ウィンドウズ・ビスタ」について,「消費者不在の販売戦略」と批判した。番組の中では,「ウィンドウズ・ビスタ」発売に伴い,前の版「ウィンドウズ・XP」のサポートがあと2年で終わってしまうことを問題として取り上げ,マイクロソフト社の幹部にインタビューをした。

マイクロソフト社のジェイ・ジェイミソン本部長は,

■ウィンドウズ・XPは日本でも広く使われているため2年後にサポートを終えることに対し,利用者から疑問の声が多く寄せられた。そこで我々は2年後以降もサポートを続けると決断した。

と消費者の要望を取り入れて,この放送日翌日の1月25日に「Windows(R) XP Home Editionのサポート提供期間を2014年4月まで延長」と発表した。

 まるで,マイクロソフト社は,NHKの指摘を受けて,方針を変更したようにみえてしまう。

 先日のグーグル番組と重ね合わせると,どうやらNHKは,インターネットやパソコンの世界で,消費者の立場で積極的に発言し,IT関連大企業への批判を行いはじめたようにみえる。新聞やテレビは,今でも「ブログ」に「(日記風簡易HP)」などという説明書きをつける感覚,つまり,パソコン初心者を装った立場からの報道をしていた。NHKは,これを超えて,今や働く人の大部分が属する日常的パソコン,インターネット利用者を優先することにしたらしい。スポンサーの問題がないのでNHKは強い。結構なことである。

 しかしながら,このNHKの「クローズアップ現代」で,マイクロソフト社のジェイ・ジェイミソン本部長は次のような発言もしている。

■高性能のビスタを使うためにはパソコンにも高性能を求めざるをえない。

■利用者には,新しいパソコンを買う機会だと考えてほしい。

 ソフトウェア会社が,消費者にパソコン買い換え時期を指示する時代が来たわけである。


« 六本木「国立新美術館」は「ナショナルギャラリー」を名乗って大丈夫なのか | トップページ | 西国三十三所第二十七番札所圓教寺の意外な訪問者 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 六本木「国立新美術館」は「ナショナルギャラリー」を名乗って大丈夫なのか | トップページ | 西国三十三所第二十七番札所圓教寺の意外な訪問者 »