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2006年9月21日 (木)

日本ラグビー協会の迷走

Hc  1987年以来のラグビー日本代表の監督は9人であるが,まあまあの成果を上げたのは,宿沢,向井監督の二人しかいない。ラグビー日本代表監督の人選は間違い続きである。

 現在の,ジャンピエール・エリサルド氏は監督ではなくて「ヘッドコーチ」なのだそうである。英語では同じだろう。52歳のフランス人であるが,春に行われたIRBパシフィック・ファイブ・ネーションズでは1勝もできなかった。

 この御仁は,日本代表の責任者でありながら,9月に開幕したトップリーグの試合を観ることなくフランスに帰った。そして,先週初めだったか,フランス1部リーグに所属するアビロン・バイヨンヌというチームのスポーツ・マネジャーに就任したことが報じられた。

 日本ラグビー協会は,太田治ジェネラルマネージャーがフランスまで行って事情を聞いて帰ってきた。そして20日に,ラグビー協会の「世界8強進出対策会議」というおこがましい名の会議が開催され,善後策を協議した。

 ラグビー関係のブログや掲示板では,「エリサルド解任」以外の意見はほとんどない。日本代表を軽くみたのが日本のラグビーファンの琴線を刺激したのである。もともと,エリサルド氏はあまり知られていない人物であり,これまでいい加減そうな印象を与えてきた。

 さて,「8強会議」では,どうなったかと言えば,「エリサルド氏に文書で『バイヨンヌの役職を辞退し、代表HCに専念するよう求める』ことを決めた」(毎日新聞)とのことである。このようにいつもぐずぐず引き延ばし,曖昧にするのが日本ラグビー協会の体質となっている。寂しいことである。


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