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2006年1月13日 (金)

小林信彦『うらなり』

>bungakukai,
.  小林信彦『うらなり』を読むために『文學界』を買いました。『文學界』は文藝春秋刊行の文芸誌で,『マガジンデータ2004』(日本雑誌協会)によれば,発行部数12,525部で新潮社『新潮』と同じ,『オール讀物』の1/7で,二月号は900円です。

 この『うらなり』は,夏目漱石『坊ちゃん』に出てくる顔色の悪い,影の薄い,気の弱い教師を主人公にしています。マドンナとの仲をさくために校長や赤シャツらの奸計で,日向の学校にとばされてしまったうらなりのその後はどうなったのか。

 冒頭,しばらくは,場所ははっきりしていても,時代がさっぱりわからない描写を続けていますが,しばらくすると話している人物が誰であるかがわかってきます。そして,夏目漱石『坊ちゃん』のエピソードを別の角度からみようとしています。この話(『坊ちゃん』)の中の坊ちゃんの言動は,ちょっとねと言われてしまいます。

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