2018年12月10日 (月)

週間日誌2018-12-09(駅名,大相撲,洋食,カーリング)

12月9日(日)
 今年から新しく始まったカーリング・ワールドカップは,第一レグ(中国,蘇州市),から第三レグ,それにファイナルから構成されている。9月の第一レグ(中国,蘇州市)では,カナダが優勝し,スウェーデンが準優勝だった。今週,第二リグが米国のオマハで開かれている。女子の出場国は,カナダ,ロシア,韓国,米国(以上A組),中国,日本,スコットランド,スウェーデン(以上B組)で,組の中で二重予選,すなわち総当たりを二回行う。日本代表はLS北見であるが,予選で5連勝して,最後にスコットランド(ミュアヘッド)に負けた。スウェーデンのハッセルボルグには,二度とも勝った。

 その結果,LS北見は,A組で4勝2敗の韓国と決勝戦で戦うことになった。韓国代表は,キム・ウンジョンのチームで,LS北見は,平昌オリンピックの決勝トーナメントで8-7,先だってのパシフィックアジアカーリング選手権の決勝戦でも逆転され12-8で負けている。

 そして,決勝戦。第5エンドまで6-3で負けていたが,スティールを繰り返し,7-6で逆転勝利,優勝。

12月6日(木)
 昨日,恵比寿で映画を観た後,池袋のジュンク堂書店に行った。途中,池袋西口のロマンス通りにある「キッチン・チェック」に行った。この三年間,月に二度ほど通っていた洋食店である。ランチは,750円で,お得で昼食時の客のほとんどはこれを注文する。しかし,頼むのは「ポークソテー」か「チキンドリア」であるが両方とも出てくるまでにランチの2倍以上の時間がかかる。今回は「チキンドリア」が出てくるまでに20分以上待った。熱いので,食べ終わるまでにも時間が必要だった。

 ここで,いつかは「ペッパーステーキ」を食べようと思っているが,やや高いためか,まだ注文する客を見たことがなく,ためらっていた。今回,初めてこれを注文した二人連れのサラリーマンがいた。もうためらう理由はなくなった。

 ジュンク堂書店で,刊行されたばかりの9年かけてゼロから翻訳したという『聖書 聖書協会共同訳』を調べる。

12月5日(水)
 大相撲の貴ノ岩が自分の付け人を素手で数回殴ったことが判明。元貴乃花親方や弟子たちを支援する立場に立つテレビコメンテータやスポーツ新聞記者たちにとっては何とも間の悪いこと。依然として相撲協会を責めようとする人々がいるものの風向きは変わった。

Oozumouhon  たまたま読んでいた坪内祐三『大相撲新世紀2005-2011』(PHP研究所,2012)に2007年に起きた「時津風部屋力士暴行死事件」のことが出てきた。時津風部屋に入門した17歳の少年が集団暴行を受け死亡した事件である。その時,強い非難を浴び,相撲協会は,以後,部屋での暴力を無くすための努力をしてきた。ただ,他のスポーツとは異なり,相撲は,部屋という特殊な組織で集団生活を送っているためにいじめや暴力に近い環境にある。部屋をなくせば大相撲ではなくなるし,困ったことである。

12月4日(火)
 山手線の新駅の駅名は「高輪ゲートウェー」となった。投票では130位だったそうだが,最初から決まっていたのではないか。JR東日本にセンスの良さを期待するのは無理だが。

 それよりも,無理矢理,新駅を作ることに疑問がある。リニア中央新幹線の東京駅は品川駅の直下であり,高輪に駅が必要とは思われない。地下鉄銀座線の「溜池山王」駅ができて以来,ここを通るとき実際に時間もかかるようになり,今でもまだ余計な一駅があるという心理的な負担が残っている。山手線の乗客も気の毒に。


2018年12月 2日 (日)

週間日誌2018-12-02(『モンテ・クリスト伯』,紅葉,『カササギ殺人事件』)

12月1日(土)
Magpie  評判の高いアンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』(Magpie Murders,山田蘭. 東京創元社,2018)を読み終えた。英国のバースに近い小村で2件の殺人事件が起き,余命わずかな名探偵が関係者を調べ,犯人を指摘しようとするところで,翻訳書の「上」は終わった。怪しい人物たちや手がかりは与えられていて,ここまでで一篇のミステリとなっている。しかし「下」では,これが背景に引き下がり,額縁となる話が語られていくという凝った趣向である。

 最近のミステリは,あざとい。全米ベストセラーで朝日新聞にも書評が載ったA・J・フィン『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』(The Woman in the Window, 池田真紀子訳. 早川書房, 2018)は,広場恐怖症で家の外に出られず,アルコールとドラッグの中毒で幻覚症状のある中年の女性精神分析医が隣家の殺人事件を目撃するというのが上巻だった。エイミー・アダムズとジュリアン・ムーアで映画化とのこと。

11月28日(水)
 紅葉は長引き,東京は,今週がピークのようである。外苑の銀杏並木は,毎年,まだら模様で,この時期,すっかり葉の散った樹もあるが,青山通り側の入口の二本はまだまだなのがもどかしい。

Kaede2018  昨年から,真っ赤に紅葉した樹を近くでみたいと思っていたが,散歩の途中で人が全くいない場所に,楓があることがわかった。しかし,周辺の樹木が邪魔をして朝方,光が届かない時は,暗い色でしかない。昼前に行ってみると,ようやく陽の光があたって満足できる状態になっていた。楓の写真がみな同じようなのは,きれいに見える角度は限られているからだった。

11月26日(月)
 ワイド版岩波文庫でアレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』(山内義雄訳,2013)を読み終えた。7冊である。子供の頃に読んだのは,多分,大日本雄弁会講談社の世界名作全集の第3巻『巌窟王』(野村愛正,1950)だった。これが,かなりうまく要約してあったことが,今回,全訳を読んでよくわかった。エドモン・ダンテスが,脱獄し,財宝を得て,モンテ・クリスト伯爵になってパリに来てからが冗長だった。複雑な計画を立てて,散財しながら手の込んだ復讐をするのであるが,モンテ・クリスト伯が全能であることが何度も強調されるのにうんざりするし,一方では,辻褄の合わない箇所もでてくる。事情があって分量が多いのであろうが,長くなればなるほど,悪人側が哀れになってくる。


2018年11月25日 (日)

週間日誌2018-11-25(ゴーン氏,ラグビー,銀座通り)

11月25日(日)
 来年の日本開催のラグビーワールドカップでは,日本代表(2018年11月現在11位)は,予選リーグで,ロシア(19位),アイルランド(2位),サモア(16位),スコットランド(7位)の順で対戦する。昨日24日にそのロシアと日本代表は英国で試合をし,32-27でようやく勝った。レギュラーを外し,若手中心だったが,ロシアは,防御がしっかりしており,しかもキッカーが上手なので,攻め手のないまま推移,日本はベテラン勢の力でようやく終盤に逆転した。

 ワールドカップでは,日本対ロシア戦は,開幕戦であるし,ロシアはかなり強いことがわかり,しかも日本に勝って予選突破の足がかりを作りたいわけであるから,日本代表は,レギュラーメンバー総出で勝ちにいくしかない。けれども,日本代表は,第一戦で力を使い果たすと,次に対戦する最強のアイルランド戦が苦しくなる。難しいことになった。

11月25日(土)

 六本木の青山ブックセンター六本木店の前を通った。「文喫」という題名で「本と出会うための本屋 入場料1,500円 きっと本が好きになる」と書かれた掲示があった。調べると,約3万冊の書籍を販売し,「選書室」「閲覧室」「研究施設」「喫茶室」からなり,12月に開店するようだ。

 入るときには入場料1,500円を払ってバッジを貰うが,おかわり自由の珈琲・煎茶付きとなっている。喫茶店なら飲食施設として各種許可が必要であるが,こうすれば,問題ないらしい。勘違いがあるように思うが,「神保町ブックセンター」を褒めそやす人もいることを考えるとこれからはこえでよいのかもしれない。

11月24日(金)
Ginzahigashnishi  坪内祐三『新・旧銀座八丁東と西』(講談社, 2018. 325p.)は,銀座三丁目西から銀座六丁目西まで,16章で銀座の一丁目から八丁目を東西に分けて,自分の記憶を中心に数多くの著作を引用しながら取り上げている。南伸坊氏の装丁,挿絵も素晴らしい。言及されるのは飲食店が多いが,絶妙な語り口に,読みふけってしまった。やはり,記憶力の凄さには驚かざるを得ない。高校生から大学の頃についても写真的な記憶力があるらしい。

 この中で,東と西を分けるのはもちろん銀座通りである。巻頭の地図には。「中央通り」とあるが,著者は「銀座通り」とおそらく意識的に書いている。銀座一丁目から八丁目までの中央を貫いていて,地下鉄銀座線の走る通りは「銀座通り」である。

 1961(昭和36)年7月19日の読売新聞には「『中央通り(銀座ー上野)』など都内道路の愛称仮決定」という記事があり,「都通称道路名設定審議会」が都内30路線の通称を仮決定し,「銀座通りは範囲を新橋-京橋-日本橋-上野までにのばして『中央通り』と」したと書かれている。その後の記事はない。銀座通りを東京都の審議会が決めたからというので忠実に「中央通り」と新聞もテレビも呼ぶことになったのだろうが,おかしなことだ。

 もう一つ,「GINZA SIXなどというダサイ建物」,交詢ビルは醜い,資生堂本社は要塞のよう,というのにも同感。エルメスのビルも銀座プレイスもどうかと思う。

11月23日(金)
 外苑銀杏並木は人出は多く,秩父宮ラグビー場裏門に行くには,のろのろ歩く見物客をかき分けていかなければならない。大学構内のラグビー部のチケット販売所で購入した席は,若いラグビー部OBらの真ん中だった。

 もし今日,早稲田に勝てば,早慶戦8年ぶりの勝利,対抗戦の優勝確実となるはずだった。一昨年は,25-23,昨年は,23-21で負けた。しかし,今年もまた21-14で敗戦。ラグビーには後から考えると脚本があったかのような試合があるが,今日の試合もそうで,終盤,リードした早稲田がキックの失敗などを重ねてもたもたする内に,勢いが出て,追いつくストーリーを夢想した。怪我気味なのだろう毎年,早稲田戦にしか出てこないウィングの選手がいるのだが,4年の彼が最後に会心のトライを挙げるという筋書きかと思ったが,そうではなかった。

11月19日(月)
 NHKの相撲中継の途中午後6時近く「日産 ゴーン会長を事情聴取 金融商品取引法違反の疑い」というテロップが出て。「逮捕へ」となった。何が起きたのかわからなかった。別の大きな事件の一環かとも思った,そうではなく,今のところは金銭問題である。

 シンガポールの華人富裕層の豪勢な住まいや浪費ぶりを『クレイジー・リッチ!』で観たばかりなので,テレビで映し出されるブラジルやベイルートのゴーン氏の住まいは慎ましやかに見えた。細工をして得た数十億の金は,投資などに費やされたのだろうか。何もしないでも不動産から巨額の収入があるシンガポール富裕層は,使い途がなくて困っているらしい。


2018年11月18日 (日)

週間日誌2018-11-18(錦織選手,『元禄忠臣蔵』,「シルス・マリア」,「フェルメール展」観客,ラグビー)

11月18日(日)
 英国のロンドン郊外にあるイングランド代表のホームグラウンドとして知られるトゥイッケナム・スタジアムで,日本対イングランドのラグビーテストマッチが行われた。試合中,イングランドが攻勢の時には,「スイングロー,スィートチャリオット」という応援歌がスタンドからわき起こる。

 試合の前半は,日本代表が大健闘し,15-10でリードして終わった。ウィングの山田選手の外に位置したパワーもスピードもあるリーチ主将が,山田選手からボールを受け,ライン際を走ってあげたトライは,圧巻だった。しかし,後半は,もうこの手は通じず,イングランドの各選手が走りまわり,スイングローが鳴り響き,逆転されて15-35で負けた。3年前の南ア戦のように最後まで僅差で行くのはトゥイッケナムのようなところでは難しい。

11月17日(土)
Silsmariarichter  国立西洋美術館で「リヒター/クールベ」という展示があるというので,行ってみた。チケット売り場で,窓口係から「リヒターは二枚だけですけどいいですか」と告げられた。確かに二点だけだった。見たかったのは,展示されているゲルハルト・リヒターの風景画の題名が「シルス・マリア」だったからである。この数年観た映画で,一番好きな『アクトレス ~女たちの舞台~』(オリヴィエ・アサイヤス監督,2015)の原題が"Sils Maria"だった。スイスのイタリア寄りの峡谷の地名である。

 帰りに「フェルメール展」開催中の上野の森美術館の前を通った。「それほど混んでいない」という噂を確かめたかった。行列はできていたものの20分待ちだった。20分はたいしたことはない。上野動物園のジャイアントパンダの同時刻の待ち時間は100分だった。

11月15日(木)
 グランプリシリーズ第4戦のNHK杯で優勝した新星,紀平選手は,スキルばかりか華もあるというのであっという間にスターになった。紀平選手の名は「梨花」,どれほど多いかわからないが,変換ソフトで早めに出てくる名前だ。

 たまたま,1956年の『流れる』(成瀬巳喜男監督)を観ていたら東京柳橋の芸者置屋に斡旋所からやってくる女中(田中絹代)の名が「梨花」だった。置屋の芸者衆からは,「珍しい名前ね」,「異人さんみたい」,「呼びにくいわね」などと言われ,女将の山田五十鈴は,お春さんと呼ぶと勝手に決める。原作者の幸田文の分身で,実質的な主人公だから当然とは言え,この梨花さんは,気働きができ,身を惜しまずよく働く優秀な女中さんだった。

11月14日(水)
 赤穂事件を題材とする映画は,いくつか観たけれども,近藤富枝『伝えておきたい古きよききもののたしなみ』(河出書房新社, 2018. 196p.)で1941(昭和16)年に松竹と前進座のオールスターキャストで作られた『元禄忠臣蔵』という大作があることを知った。真山青果の原作に基づき,監督は溝口健二。前編,後編で約220分,DVDは2枚。戦争協力に消極的だった松竹が国策映画としたかったらしく,冒頭に「護れ 興亜の兵の家」と昭和15年のスローガンの一つが出てくるが,映画の内容との関連は薄いように思える。

 当然,江戸時代そのままではないものの,今よりはずっと江戸時代に近いわけで,衣装,建物,所作,動作,台詞のいずれにも近年の時代劇とは異なる重厚さ,それらしさが感じられる。この映画には松の廊下はあるが,吉良邸討ち入り場面はない。討ち入りの翌日,吉田忠左衛門からの瑤泉院への手紙が読み上げらることで討ち入りの概略を述べるというあっさりさである。『四十七人の刺客』(市川崑監督,1994)のように討ち入りにえらく凝った映画もあるのだが。

 男子ATPファイナルズリーグ戦第二戦の錦織選手対アンダーソン選手戦をテレビで観戦。錦織選手の試合を最初から観るのは久しぶりである。ところが錦織選手はミスが重なり手も足も出ず,0-6,1-6という考えられないような悲惨なスコアで負けた。観戦したことがいけなかったかと反省。

11月13日(火)
 大相撲九州場所で横綱稀勢の里席は,三日目で三敗。横綱が負けると座布団が飛ぶはずなのに,三日間その様子はない。能町みね子さんのツイッターによると「九州場所は座布団が2枚連結されて飛ばないようになってるから誰がどう負けようが座布団は飛ばない」とのこと。相撲取りほどの腕力が無いと無理ということか。連結座布団を投げたかった親方もいたのではないか。


2018年11月11日 (日)

週間日誌2018-11-11(カーリング,中間選挙,修学旅行,正倉院展)

11月10日(土)
 韓国の江陵で開かれているパシフィック・アジア選手権大会女子で,日本代表のLS北見は予選リーグから負けなしで勝ち進み,問題なく優勝だろうと思っていた。決勝戦の韓国に途中3点差を付けた時にはもう安心という気分になったが,最終局面の韓国チームの頑張りに逆転され負けてしまった。ミスも多かった韓国チームであるが,実に粘り強かった。

11月9日(金)
 米国の中間選挙は勝敗がわかりにくい結果だった。しかし,予想通りだった。手嶋龍一氏の「月並みな結果です」という言葉に納得。そう簡単に大統領弾劾はできないようになっている。ニクソン大統領の弾劾はそんなにまれな例だったのかと思う。

11月8日(木)
 京都で広隆寺に行こうと四条大宮駅から嵐電に乗った。乗客は多く,座れたが,前に立っていたのは,五人の制服を着た女子中学生たちだった。グループ行動で嵐山に行くらしい。どこから来たのだろうと思っていたが,聞くわけにもいかない。しかし,すぐ前にいた生徒がリーダーらしく,学校から渡された携帯電話を取りだしたが,その携帯電話に学校名が書いてあった。広島からのようだ。また,一人が鞄から小冊子を取り出した。表紙には,メンバーをアニメキャラクター化したイラストがあり,学年が書いてあった。この学校では研修旅行というらしい。この栞の中を見たかった。

 京都御苑のベンチに座っていたら八人組の修学旅行生が歩いてきた。四人の男子から少し遅れて三人の女子,さらに離れて女子生徒が一人とぼとぼと歩いて行った。心配するほどのことはないのだろうが,修学旅行の「ぼっち」はかなり辛いだろう。

11月7日(水)
 ここ10年ほど,毎年「正倉院展」に出かけている。新幹線と近鉄を乗り継ぎ,近鉄奈良からは歩いて奈良国立博物館に行く。切符売り場に列はないが,入口までの行列の長さは昨年より少し長かった。しかし,列の進み方は早く,15分で入口に達した。今年の目玉は,箱に海亀の甲羅を貼った「玳瑁螺鈿八角箱」。

 場内はごった返している。壁際のガラスケースの展示を丁寧に,のろのろと列を作って順番に観ていく人が多いが,これが滞留の原因になっている。運営側は,何とかしたいらしいが観客は全部観なければいけないと思い込んでいる。外国人観光客も押し寄せる中,狭い展示場で毎年かなりの点数を展示するのは無理がある。他に広い場所がないのなら,展示点数を減らすしかないように思う

Eiden  京都の出町柳から叡山電車で三宅八幡へ行く。発車間際の電車に乗ったら楕円形をモチーフとした新型車両「ひえい」だった。内側もユニークで窓まで楕円形。

 三宅八幡から蓮華寺に行ってみる。紅葉は一部見頃だった。


2018年11月 4日 (日)

週間日誌2018-11-04(横須賀,カーリング,『夜の河』,古本まつり,ラグビー)

11月4日(日)
 大学ラグビー対抗戦の慶大対明大戦をテレビで観戦。前半は,慶大がリード。しかし,自軍のスクラムでもことごとく押されてボールを奪われてしまうというめったにない惨状。負けるだろうなと思ううちに,明大が逆転した。けれども,終了間際,相手ゴール前のスクラムを頑張り,出たボールをナンバーエイトが突進してトライし決勝点をあげるという劇的展開。

11月3日(土)
 味の素スタジアムの日本代表対オールブラックス戦をテレビで観戦。日本代表は5トライをあげたものの予想通り,張り切る若手中心のオールブラックスに31-69で,負けた。スクラムはなんとかなったものの,ラインアウトで手も足も出なくなると辛い。

11月2日(金)
 神田神保町に行き,久しぶりに「神田古本まつり」の屋台を眺める。三省堂書店の隣のビルにある「古書かんたんむ」は閉店するので全品半額セールを行っていた。同業者なのか。ポスターなどを大量に買っている人たちがいた。

 国立国会図書館で開催中の「「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」を観た。狭い会場に国立国会図書館の歴史関連と蔵書と珍しい本などを並べた流れもなく雑然とした焦点の定まらない展示だった。

11月31日(水)
 川本三郎『あの映画に,この鉄道』(キネマ報社, 2018. 328p.)を読んでいて,ほとんど邦画を観ていないことに気づいた。この本でかなりの分量が費やされていた『夜の河』(吉村公三郎監督,1956)をDVDで観た。鉄道では,京都の市電,奈良電車(今の近鉄京都線),鴨川に沿って地上を走る京阪電車などが出てくる。山本富士子の25歳の時の主演作であるが,こんな感じだったのかと存在感に圧倒された。1963年を最後に映画にも,もちろんテレビにも出ず,芝居一筋となってしまった。

10月30日(火)
 カーリングのLS北見は,カナダのトルーローで行われたCanadian Beef Masters of Curlingに出場。カナダのジョーンズ,スウェーデンのハッセルボリ(優勝),スコットランドのミュアヘッド,米国のシンクレア各チームなど強豪を含む16チームが4チーム総当たりの予選と,決勝トーナメントを戦う形式。LS北見は,予選でハッセルボリ,シンクレアチームに勝ったが,決勝進出できず9位。

 出場チーム数にもよるが,トリプルノックアウト方式は,なかなか合理的なように思えてきた。

10月29日(土)
Yokosuka  よく晴れて,暑くもないので,海を見ようと横須賀に行った。JR横須賀駅を出ると直ぐに海で,海に沿って細長くヴェルニー公園がある。この公園には,戦艦「陸奥」の主砲,「長門」や「山城」のレリーフがある一方,バラ園があって,多種類の薔薇が咲き,説明板もあり,見て回る価値があった。軍港クルーズには長い行列ができていて諦めた。


2018年10月28日 (日)

週間日誌2018-10-28(カーリング,豊島区,ラグビー)

10月27日(土)
 ラグビーのオーストラリア対ニュージーランドの定期戦がプレディスローカップで,今年の第三戦が日本で行われた。10年前の2009年も日本で開催され,その時の会場は国立競技場で,グランドからかなり離れた席で見た覚えがある。

 南武線の新横浜の次の小机から黒や金色のTシャツやジャージーを着た本国から来た人たちとともに日産スタジアムに向かった。駅から歩いて7分と聞いたが,人が多く自分のペースでは歩けないので,倍以上の時間がかかった。小机から近いのはメインスタンドの西口だが買った席は東口なのでスタジアム内を半周しなければなかった。

 メインスタンドの影がグラウンドの半分を覆っていて,バックスタンドでは夕日の光がまぶしくてグラウンド内がよく見えない。ハーフタイムに陽が落ちてようやく見えるようになった。
 両チームの動きや判断の速さは国内の試合では見ることのできないものだ。後半,オールブラックスのウィングのイオアネ選手が走り,パスを受けたボーデン・バレット選手があげた高速トライが圧巻だった。

 観客数は4万6千人で,2009年より少し多い。来年のワールドカップの決勝戦は,この日産スタジアムだが,満員になるのは確かだろう。それより試合中のプレイに対する日本人観客の反応が的確でまた,応援がどちらかに偏ることもなく,両チームの選手たちも嬉しかったに違いない。

10月26日(金)
Morandi  『フィリップス・コレクション展』を観るため三菱一号館美術館に行く。入るのは初めて。展示スペースは7,8点しか展示できない多数の小室に分かれており,順路もわかりやすくないので,大勢の係員がいる。それに,展示絵画はガラスなどで保護されていないこともあり,各室に監視係員がいる。こうした人手のためか,入場者を制限するためか,この美術館は入場料が高めである。観客は,高齢者よりも若い層が多い。フランスの近現代の「巨匠」の作品をコンパクトに観ることのできる展覧会だった。

10月25日(木)
 豊島区の担当者から「東アジア文化都市2019」について話を聞く機会があった。ここでいう東アジアは日本,中国,韓国のことで,これら三カ国から文化芸術による発展をめざす都市を毎年1都市選定,年間を通して多様な文化芸術イベントを開催し,文化交流をはかるというもの。2014年から始まり,日本では,これまで横浜,新潟,奈良,京都,金沢が「東アジア文化都市」となってきて,豊島区は6番目。候補は他にもあったらしいが市ではない人口29万人の豊島区が選定された理由はよくわからない。区としてはもちろん本気になっているし,区民全員参加を掲げている。

 背景説明が複雑で,なかなか理解されにくいイベントのように思えた。

10月22日(月)
 カナダのウィニペグで開催されたワールドカーリングツアー,Canad Inns Women's ClassicにLS北見,中部電力,富士通が出場。やはり,32チームによるトリプルノックダウン方式で,LS北見は6勝1敗で予選を突破し,準決勝で富士通に勝ってベスト4に進んだが,カナダのエイナーソンチームに負けた。


2018年10月21日 (日)

週間日誌2018-10-21(『春日権現験記絵』,高島屋,椅子,ラグビー)

10月21日(日)
 2014年1月1日に大阪花園で行われた高校ラグビー3回戦の慶應義塾高校対御所工業高校戦,最後は混乱したが,準優勝した御所工高のウィング竹山晃暉選手のトライで慶應高校は負けた。竹山選手は,帝京大学へ進み,1年次(2015年度)からレギュラー。慶應高校の古田京,辻雄康,丹治辰碩選手は,慶大蹴球部へ。2015年の慶大対帝京大では,古田,辻選手はリザーブだったが,10-89と大差で帝京大が勝った。2年次(2016年度)は古田選手はスタンドオフ,辻,丹治選手は怪我で欠場,31-42と差が縮まった。3年次(2017年度)は,古田,辻選手が出場,28-31とさらに僅差となったが慶應は勝てない。この間,竹山選手はトライ王,得点王となり,帝京大の連覇に貢献してきた。

 今年,慶大は古田選手が主将,辻選手が副将で,丹治選手も先発した。秋の陽が降り注ぐ秩父宮ラグビー場のバックスタンドで観戦。帝京大が24-7とリードしたが,後半に丹治選手のトライなどで追い上げ,慶大は逆転かと期待が高まったが19-24で負けた。最後に勝つという都合の良いストーリーとはならなかった。

10月20日(土)

 原宿のショールームまで行って,実物に座って購入した,正しい姿勢になり腰によいという「アーユルチェアー」が届いた。組み立てるのは簡単だった。この椅子に適応できるだろうか。

10月18日(木)
 高島屋の新館へ行った。「日本橋髙島屋三井ビルディング」は、地上32階、地下5階、延床面積約148,000m2のオフィス・商業施設などで構成される大規模複合施設で地下1階から7階までが高島屋。1階入口にあるパン屋「365日と日本橋」には長大な行列ができていた。

 上に行くと「スターバックス」があり,雑貨店が増え,「ギンザシックス」と似た感じになっている。ここには書店ではなく,本棚専門店「ハミングバード・ブックシェルフ」という店があり,木の本箱に数冊の本を入れて売っている。例えば,確か「初めてのイタリア」と名付けられた本箱には,ウンベルト・エーコ『バウドリーノ(上)(下)』(岩波文庫),パオロ・ジョルダーノ『素数たちの孤独』(ハヤカワepi文庫),イタロ・カルビーノ『見えない都市』(河出文庫)の4冊が入っていて5,000円とのこと。新業態なのだそうだ。

10月16日(火)
Kasugakie_2  皇居内の三の丸尚蔵館で『春日権現験記絵-甦った鎌倉絵巻の名品-』を拝見。三の丸尚蔵館は,大手門から土手を渡り,高麗門を入ったすぐのところにあるが,出入りする7割は,外国人観光客である。入るときに簡単な持ち物検査を受け,入場札を貰う。観光客の大部分は皇居東御苑に向かう。それでも三の丸尚蔵館を訪れる人々もいる。

 『春日権現験記絵』は鎌倉時代に作られた絵巻で,奈良の春日神社にあったが,鷹司家を経て,皇室に納められ,御物となった。20巻が完全に残り,装丁や箱も制作当時のもので,美術作品としても価値が高い巻物であるが,修理が必要となり,13年をかけて修復した。その完成記念である。人ばかりでなく,馬,牛,鹿も色彩豊かに写実的に描かれている。春日明神は,時には姫,子ども,僧侶などの形で現れ,様々な不思議を見せる。

 「絵巻の表紙裂の復元には,皇后陛下が紅葉山御養蚕所でお育ての小石丸の糸を頂戴しました」とのこと。


2018年10月14日 (日)

週間日誌2018-10-14(虎屋本店,カーリング,狂言)

10月14日(日)
 国立能楽堂で「萬狂言秋公演 主三昧」を観た。狂言「止動方角」,「文蔵」,「武悪」でいずれも太郎冠者に無理難題を強いる怒りっぽい主(あるじ)が登場する。狂言の演目は,内容をある程度示した実用的なものである。「武悪」の太郎冠者役は野村萬の孫,万蔵の長男の野村万之丞(6世)で,溌剌としていた。「止動方角」には馬が出てくるが,これを人間が演じる。茶色の衣装をまとい仮面と長い髪の鬘を付けているが全く馬のようではなく,極端に簡略化されているのが狂言らしい。

10月9日(火)
 LS北見のサイトでワールドカーリングツアー,Curlers Corner Autumn Gold Curling Classicがカナダのカルガリーで開催されることを知った。テレビの中継はないが,大会サイトで勝敗を確認。カナダのチームが中心であるが,米国やロシア,アジアのチームも出ている。日本からはLS北見の他,中部電力と富士通が出場。

 まず,予選では全32チームがイベントAで対戦。ここで4勝無敗の2チームが決勝トーナメントに進出,次のBでは敗者復活戦が行われ,ここで4勝無敗(全体では1敗)の2チームが決勝トーナメントに進出,そしてCでも敗者復活戦が行われ,ここで勝ち残った全体で5勝2敗の4チームがやはり決勝トーナメントに進出する。

 敗者復活戦が2回ある方式は,これまで知らなかったが,他のスポーツでもありそうだ。

 LS北見は,イベントAで1勝した後敗退,Bでは3勝した後,負けて,Cでは,中部電力を下してベスト8に残ったが,準々決勝で敗退。全体で5勝3敗。優勝は,ジェニファー・ジョーンズのチームを破ったカナダのケリー・エイナーソンのチームで8勝2敗。勝率からみても妥当な結果のようだった。

10月8日(月)
Torayahonten  虎屋の本店が改築を終えた。休日の2時過ぎに行った。かなり斬新な設計で,外観はガラスと木の組み合わせである。赤坂見附駅からは上り坂,青山一丁目駅からはかなりの距離,近くには豊川稲荷以外に名所はないという場所であるが,三階にある茶寮すなわちカフェは混んでいた。茶寮に行く客は,黒い上着の礼儀正しいおじさんから1階の入口で受付・順番発券機から番号札を発券して頂く。これにはバーコードが印刷されていて,バーコードをスマートフォンに読ませると,待ち時間がわかる。待ち時間は50分だった。

 板張りのエレベータで三階にあがり,待合コーナーで待っていると番号を呼ばれる。人手を厭わない行き届いた接客は健在だ。客は,ベビーカーの家族ずれから,80歳台の女性グループまで多彩。窓側のカウンターからは赤坂御用地を臨むことができる。内部は木に隠れて見えないが,巽門が見えた。


2018年10月 7日 (日)

週間日誌2018-10-07(台風,水郡線,『半分、青い。』)

10月4日(木)
 終了したNHKのテレビ小説『半分、青い。』の感想の中では,堀井憲一郎「『半分、青い。』が教えてくれた日本の過去40年の「軽さ」とは」に同感するところが多かった。堀井氏は,『半分、青い。』はとても長い恋愛ドラマ,ラブコメだった。と言う。ヒロインのスズメ(鈴愛,永野芽郁)と相手役の律(佐藤健)は第一話から一緒に出ていたが,まさか,まわりまわって最後でこの二人が一緒になるとは予想もしなかった。「最後,二人が一緒になりました,めでたしめでたし,で終わってしまった。やられた,という痛快な気分でもあった。まさかそう来るのか,とちょっと驚いた」。さらに 永野芽郁がよかった。しっかりした女優がひとり生まれて,とても楽しみ,新しいドラマであった。これまでとは違い,とても新鮮であった。

 『半分,青い。』には賛否両論があるという記事があるが,ドラマに賛否などはない。好き嫌いはあるのだろう。嫌いなら見なければ良いのであるが,批判する人々はどこが嫌いかを言うために毎回見続けていたようで,ご苦労様だが,そのためもあるのか視聴率がかなり高かった。しかし,次はまたも使い古されたパターンのドラマとなった。

10月3日(水)
 以前から関東の鉄道の中で,わたらせ渓谷鐵道,八高線,水郡線に乗りたかった。数年前の秋にわたらせ渓谷鐵道,昨年秋に八高線に乗った。そして,今年,水郡線に乗った。水郡線は郡山と水戸を結んでいるが,3時間半ほどかかる全線を走る列車の本数は4,5本しかない。郡山から乗ったのであるが,半分は福島県で常陸大子から先の茨城県とは景色や路線の役割が異なるようだった。

 午後に郡山を出た二両編成のディーゼルカーの乗車率は3割程度だった。一ダースほどのおばあさんたちが乗っており,喋り笑う声が隣の車両まで聞こえて来た。幸い磐城石川駅で全員降りたので静かになった。その手前の泉郷は福島空港の最寄り駅となっている。このあたりは,丘陵に挟まれたのどかで,平和な田園地帯で,ちょうど稲刈りが始まったところである。

 常陸大子で五両編成に乗り換える。これは,水戸までの通勤通学列車になるからである。県境あたりから久慈川に沿って走るようになり。景色に起伏がある。そして水戸の郊外になり,乗客も増えてくる。

 窓からの景色を眺めたり,本を読んだりしていて退屈しない,また寂れてもいないよい路線だった。

10月2日(火)
 台風24号のおかげで北海道に行けなくなってしまったので,次の機会として,旅行先を変更。山形の銀山温泉に行こうとしたが,一人の客を泊める旅館がない。その近くを探して,天童温泉にした。山形新幹線で天童までほぼ三時間。天童温泉の旅館街は,天童駅から1.2キロほどの街中にあった。

10月1日(月)

Ginnanrakka

 夜半,台風24号の風は最近では記憶のないほど激しいものだった。朝からは台風一過の快晴となった。散歩の途中で,古い大木の枝があちこちに落ちていた。また,細い道を倒木が塞いでいた。並木では,いちょうの緑の葉と銀杏が大量に落ちていた。


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