2020年11月22日 (日)

週間日誌2020-11-22(『本朝二十四孝』,紅葉,感染者数)

11月17日(火)
 関西で墓に参るのを兼ね,国立文楽劇場で『本朝二十四孝』を観る。市松模様で半数に座らせているがほぼ満員。文楽の『本朝二十四孝』は,初めて。大きな話の一部であるが,人間関係が複雑で,設定にも無理があって,あまり面白くないなと思っていた。ところが,最後の「奥庭狐火の段」,勘十郎の八重垣姫と走り回る狐たちに驚愕した。何という運動量だろう。遠くまで観に来てよかった。

11月18日(水)
Narakouyou  奈良県内のある寺の紅葉が素晴らしいと聞いた。ウェブページにJR奈良駅発のその寺までの臨時バスの時刻表が載っていた。始発は9時半だったが,心配だったので,9時前に奈良駅に。構内にテレビ番組の撮影隊がいた。路線バス乗り継ぎの一隊らしかった。

 バス停では,既に数人が並んでいたので加わった。直ぐに待つ人が増えていった。30人ほどになり,テレビの撮影クルーも並んだ。てっきり同じところに行くのだろうと思い,早く来てよかったと思い始めた9時10分頃にバスが来た。よく見ると別の時刻表があり,そこには11分に柳生方面行きが載っていた。そして,並んでいたほぼ全員が,これに乗った。撮影の一行もこのバスに乗り込んでいった。

 それでも,十数人が目当ての臨時バスに乗った。住宅地から山間に入り,車の交換もしにくい細い道を走って行く。バスの駐車場からしばらく川に沿って寺へと歩いて行く。この川は細いが深い谷となっていて両側にもみじや楓が植えられており,全て紅葉という豪華な光景だった。その上,青空で午前中の日光があたっていた。

11月19日(木)
 米国の感染者数と死者数の増加が止まらない。欧州は,数週間前から急激に増加し,各国は,夜間の外出禁止や,飲食店の営業短縮などの措置をとった。国によって異なる対策が功を奏したのかどうかわからないが,今週になってどこもピークアウトした感じである。

 日本では,死者数は横這いであるものの,感染者数は今週になって急速に増えている。国内感染者数は最多の2,201名となった。ここのところ気温が高いので,寒さのせいではないのかもしれないが,そうした単純な原因結果に関係なく同時多発的にあちこちで蔓延するところが恐ろしい。一人一人の心構えや自助努力を説いても効果は薄い。

 

2020年11月14日 (土)

週間日誌2020-11-15(米国大統領選挙,『共演NG』,歌舞伎,大相撲,ラグビー)

11月9日(月)
 米国大統領選挙でバイデン候補の勝利は,既成事実となりつつある。トランプ大統領は,訴訟で抵抗する構えであるが,メラニア夫人やクシュナー氏は諦めさせようとしているとの報道。ジュリアーニ氏やポンペイオ国務長官までが大統領に追随するのかと思う。

 これまで散々,他人をルーザーと呼んできたが,自分は負け犬と呼ばれたくないというプライドのこともあるが,どうやら職を失うと困ることも多いらしい。何とあからさまなと思うが,ずっとそうしてきた。

 テレビ東京の『共演NG』第3回を観た。テレビドラマの内幕という自己言及的ドラマでかなり踏み込んだ内容。

11月11日(水)
 大相撲11月場所は,本来は九州場所であるが,仕方なく東京で開催。横綱二人は初日から休場し,大関二人も途中休場した。異常な事態だけれど,実は昨年も五日目には横綱一人,大関二人の他に6力士が休場していた。ただ,白鵬は出場して優勝した。

11月12日(木)
 歌舞伎座に吉例顔見世大歌舞伎の第一部『蜘蛛の糸宿直噺』を観に行く。市松模様の座席で四部構成となっているが,第一部は満員。7割は高齢女性で,和服姿の方々も多い。市川猿之助が五役早替わりをする。源頼光が病床にあり,坂田金時らが寝ずの番をしているところに女童,小姓,新造,太鼓持,傾城が次々と現れ,怪しい踊りの後,蜘蛛の糸をまき散らすという舞踊劇だった。早替わりで観客を驚かそうというわけではなかった。それより,三年前に大けがをした左手が完全に回復していることを見せようとしたのかもしれない。

11月14日(土)
 ザ・ラグビーチャンピオンシップは,豪州,ニュージーランド,南ア,アルゼンチンの四か国のリーグ戦であるが,今年は,豪州で開催だが南アがコロナ禍のため不参加。

 ニュージーランド対アルゼンチン戦の実況を途中から観た。なんとアルゼンチンがリードしている。アルゼンチンは,終盤にリードを拡げ,25-15で完勝。アルゼンチン代表がニュージーランド代表に勝つのは初めてとのこと。ラグビーのアップセットの時には,独特の気迫があり,この試合もそうだった。アルゼンチンの全ての選手が自分の力を超える働きをしているようにみえた。

2020年11月 8日 (日)

週間日誌2020-11-08(ラグビー,大阪,米国大統領選挙,大倉集古館,豚丼)

11月2日(月)
 昨日の秩父宮での大学ラグビー対抗戦の明治対慶應の試合は,切符が買えなかったのでテレビで観戦。初戦で筑波に負けた慶應と昨年選手権準優勝の明治なので,どのくらいのスコアで負けるのかと思っていた。開始早々,ペナルティゴールで3点を取り,その後は,足元への果敢なタックルを繰り返し,明治の前進を拒み,攻め込まれても1年のフルバック山田響選手のロングキックで返した。10-12の終了間際にその山田選手のペナルティキックが決まり,逆転で勝った。タックル,スクラム,ジャッカル,いずれも素晴らしい出来だった。


 大阪では大阪都構想による大阪市廃止の市民投票が行われた。賛否が拮抗していて,開票速報でも接戦だが,11時前には賛成が徐々に増えていったので寝てしまった。今朝,新聞を見るのがすごく嫌だったが,開いてみると「大阪都構想、反対多数 大阪市存続へ」という見出しで嬉しかった。昨晩11時過ぎに大阪維新の会の敗北表明があったらしい。

11月3日(火)
 キーボードが不調でいらだたしい。「A」や「Z」が強く幼いと入らない。今年7月にその時まで使っていたキーボードが,これはキー配列がおかしくなる末期的症状となり,今のものに変えた。このだめになったキーボードは捨てるつもりだったが,捨て方がわからぬまま,放置していた。未練がましくこの放置キーボードを使ってみたら,正常に動いた。キーボードの替えはあるが,復活したほうを使うことにする。


11月4日(水)
 米国大統領選挙は,事前の世論調査のほとんどは,バイデン候補有利を予想していたが,開票が始まると,トランプ大統領が優勢。また,4年間同じ事が続くのかと不愉快になり,寝てしまった。


11月5日(木)
 米国大統領選は,今朝になると,バイデン候補が逆転していた。大阪と同じようなことになった。

Shukokan1  大倉集古館に行き,「海を渡った古伊万里」という展覧会を観る。ウィーン郊外にあったロースドルフ城に,古伊万里を含む大量の陶器のコレクションがあったが,第二次大戦後に隠していたのをソ連軍の兵士に見つかり,すべて破壊されてしまった。それをそのまま,城の一室で保管していたが,その中の名品を日本人が修復した。その修復品が中心の展示である。ただ,このオーストラリアのコレクションには,江戸時代の有田,鍋島ばかりでなく,中国の景徳鎮,マイセン,コペンハーゲン,ウィーンの陶磁器が含まれている。さらには,古伊万里を写した欧州製の陶器もある。江戸時代に,欧州の金持ちは,ティーポットを有田に発注していたらしい。

 修復の作業をビデオなどで説明しており,これは,神業で創作に近い。


11月6日(金)
Butadon  以前,田町というか芝にある豚丼専門店に,また行こうとした。地図はあるが,このあたりの道路についてのぼんやりした知識のほうが優先してしまい,なかなか見つからず,15分ほどさまよい歩いた。ようやく見付けた店の豚丼の豚は柔らかく,他の店の豚丼より上品。

11月8日(日)
 米国大統領選は,朝方,米国のテレビ局,新聞社が一斉にバイデン候補の当選確実を報じた。日とイタリア以外のG8の国々の首脳はすぐさま祝意を表明した。

2020年10月31日 (土)

週間日誌2020-11-01(感染拡大,ジーブス,ホテル,銀杏並木,浅草)

10月27日(火)
 アメリカとヨーロッパのコロナ感染者数の増加が止まらない。フランスを中心に,スペイン,イタリア,英国で毎日2万人ほどの新規感染者が出て,多くの国が夜間の外出禁止や,飲食店の営業時間短縮などの措置を行っている。

 日本は,いまは,減りもせず,増えもしない状況であるが,北の弘前などでクラスターが発生している。やはり,寒さと関係があるのだろうか。

10月28日(水)
Jeeves     ウッドハウスのジーブスシリーズを読んでいるのだが,大きな誤解をしていた。間抜けな雇用主若きバーティと優秀な問題解決マシンの執事ジーブスの話だとばかり思っていた。初期の短編では,ジーブスが持ち込まれた様々な問題を斬新なアイデアで対処する。やや,食傷気味となってきたところで,次に『よしきた、ジーヴス』を読んだ。これは長編であるが,簡単には読み終えることができない。凝った滑稽な文体,古典や詩からの引用など,読み飛ばすのが困難で,一行ごとに丁寧に読む必要がある。

 なぜ,ジーブスは,バーティのもとを去らないのか。それは,『サンキュー、ジーヴス』にあるように,ジーブスは,バーティは愚か者だが「黄金のハート」を持っていると言う。だから,バーティの元を去ることはなく,守らなければならないと思っている。表面的にはドタバタで,中味もそうなのだが,実は味わい深い。

10月29日(木)
 ちょうど一年前,神宮外苑の国立競技場の北側,アイススケート状の横,高速道路の入り口の横にあった食堂がなくなり,その跡が小さな公園となり,隣にホテルが建った。今日も散歩の途中,ここを通った。ホテルは営業しているようだが,今となっては来年もオリンピックは危うく,インバウンドも見込めずあてが外れただろう。

 昨日,このすぐ近くで,若手のタレントが当て逃げ事件を起こした。

10月30日(金)
 神宮外苑の銀杏並木がいつ黄ばむのか知りたくて,毎朝早く観に行くのだが,なかなか進んでいかない。しかし,心なしか,全体に黄色っぽくなっているような気もする。

11月31日(土)
 用事の帰り,昼を食べようと浅草に行った。東武の浅草駅の正面改札口から伝法院通りを歩いて行く。土曜日の昼のためだろうか,ハロウィーンだからか,かなりの人出が多い。大勢の若い人たちがあてもなく歩き回っている。あまり多くないが家族連れもいる。老人夫婦や外国人は見かけなかった。

2020年10月24日 (土)

週間日誌2020-10-25(Go To トラベル,柴又,鈴緒)

10月19日(月)
  先週,別府,岡山(児島),京都に泊まった。いずれも「Go To トラベル キャンペーン」で予約していったが,満足だった。しかし,いずれも比較的大きなホテルであるものの客は多いとは言えなかった。聞いてみると,週末はそれなりに客は来るが,週日は,客が少ないとのことだった。

 これだけ大がかりで巨額の費用を使ったキャンペーンでも,昨年までのインバウンド需要には遠く及ばないらしい。外国人客の場合,週末に集中しないのもよいらしい

10月21日(水)
 秋晴れとなった。かねてから行きたいと思っていた柴又へ行く。

 寅さんの映画は,ほとんど観た。一年ほど前に,温泉津温泉が出てくるので第13作の『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』を観たが,柴又の家に帰ってきて,周りのたちに乱暴な口をきき,暴れる姿をみて,こういう人物だったかと興ざめする自分に気付いた。自分勝手というより,暴力で甘えを表現する男に過ぎなかった。しかし,以前は,こうした寅さんの言動を容認する雰囲気が世の中にはあった。厄介者の寅さんを中心とした一同が人気を支えていた。いつの間にか思いやり,優しさ,寄り添う,反DVDが当然の世の中になり,もはや寅さんの居場所はない。

 帝釈天の参道は短く,草団子の店が並んでいる。観光客は,ぱらぱらといるが,団体は見かけない。

 明治時代に金町と柴又の間に参詣客のために「帝釈人車軌道」があり,帝釈天の回廊にその姿が木彫りで残されているのを拝見。

Edogawa1  帰りに,江戸川の堤防の上を金町まで歩いた。広い空のある江戸川沿いは美しい。

10月23日(金)
 今朝の新聞の初詣対策の記事の見出しに「鈴緒」とあって,直ぐにはわからなかった。初めて見た用語だった。先週,京都の八坂神社に詣りに行ったが,鈴をならすひ緒はあったものの,使わせないようにしていた。紐を三本,らせん状によって鈴をつけたものが作ったのが鈴緒らしい。

2020年10月18日 (日)

週間日誌2020-10-18(中津,別府,四国,二年坂,八坂神社,京セラ美術館)

10月14日(水)
 昨夜乗った「サンライズ瀬戸」で高松に到着。間もなく「マリンライナー」で引き返す。岡山で岡山電気軌道の市内電車に乗る。後楽園に行く時間はなかった。岡山から山陽新幹線で小倉へ向かった。山陽新幹線もトンネルばかり。小倉でモノレールに一駅乗った。今度は「ソニック」で中津まで。豊前は穏やかな感じがする。中津で法務局支部と市役所を往復する。

 別府の古くからあるがリニューアルした大きな旅館に泊まった。屋根が木組みで壁はタイル張りの巨大な風呂がある。プールのような湯船であるが,他には客がいないので貸し切りとなった。

10月15日(木)
 朝早くフェリー乗り場に行き,四国の八幡浜行きに乗船。別府湾から豊後水道を横切り佐田岬半島に沿って三時間弱の船旅。十年ほど前の春に八幡浜から臼杵行きのフェリーに乗ったことがあり,その時の気分が忘れられなかった。途中,水平線上の雲から朝日が昇ってくる。

 佐田岬半島の付け根に伊方原発があるが,海に長く突き出た半島の尾根にはたくさんの風力発電機が設置されていた。
 
 八幡浜から松山へ。松山城をめぐる伊予鉄の市内電車の環状線に乗った。東南の側は駅から道後温泉に向かう複線の賑やかな路面電車だが,北西部分は,単線の専用軌道を走り,乗客のほとんどは,住民の方々だった。

 松山から予讃線で宇多津へ,また瀬戸大橋を渡って児島に行く。

 「Go To トラベルキャンペーン」関連で探していて見付けたホテルに泊まった。瀬戸内海と瀬戸大橋が見える。ここの夕食は,きちんとしたフランス料理で,岡山県産の野菜や魚,肉を使っていて,よかった。

 「地域共通クーポン」が送られてきたので,飲み物に使ってみた。ホテルの係と二人で手順を確認しながらおそるおそる操作して,無事に完了した。

10月16日(金)
 岡山から,以前から乗ってみたかった赤穂線に乗車。山陽本線とは別に瀬戸内海に沿って走るローカル線だが,結構長い。大分や四国では稲刈りは終わっていたが,播州平野ではこれかららしい。

2020  京都に昼過ぎに到着。五条坂で墓参りの後,清水寺への坂道を上った。観光バスの台数は多いものの,ほとんどは中学生の修学旅行のようだった。三年坂,二年坂もひと通りはあるが,寂しい。貸衣装店で借りて着物を着ている日本人も結構いる。

 いつものように八坂神社に参詣したが,本日,国宝指定答申があったと後で知った。疫病退散のためか。

10月17日(土)
 予報通り朝から冷たい雨が降っている。

 京都市美術館はリニューアルし,命名権を京セラが得たので,京都市京セラ美術館となった。その開館記念展「京都の美術 250年の夢」の予約をしてあった。指定時間通りに美術館に行くと,予約した人々は直ぐに入ることができるが,それ以外のキャンセル待ちの人たちは,雨の中,屋外に並ばせている。受付では予約番号は全く聞かれないし,入り口までの動線もわかりにくく,運営はよいと思えない。

 江戸時代の蕪村から現代までの京都に関係した絵画,工芸,書などの作品を集めている。普段はなかなか接することのない現代美術作品を十分観ることができた。

 

2020年10月11日 (日)

週間日誌2020-10-11(ラグビー,台風14号,検温,ホンダF1撤退)

10月5日(月)
 昨日,秩父宮で関東大学対抗戦を観た。チケットは予約販売のみ。観覧席の椅子は一つおきとなっているが,結構埋まっている感じだった。両校のラグビー部員は,スコアボード脇の立ち見席に追いやられている。

 秩父宮の芝生は,真新しい状態,天気は薄曇りで,日光が当たらないので観戦には助かる。

 校歌の交換はなく,直ぐに試合が始まる。今年は各大学の調子がよくわからない。開始早々,トライをあげ,スクラムを押していたので,楽観的な気分になりかかったが,まもなく逆転された。一進一退が続いたが,相手のバックスの突破を防げず,点差が開き,負けた。昨年は,逆転負けだったが,今年は完敗に近い。これで4位となる見込みはほぼなくなった。

10月6日(火)
 来週の13日の晩から西日本に行く予定であるが,今日,台風14号が発生して日本列島を目指している。昨年,この時期に台風19号がきて,千曲川や多摩川などが氾濫して大きな被害を出した。台風が過ぎた後,ラグビーワールドカップのスコットランド戦が何とか行われた。

 台風14号はまだ遠いが,進路ばかりでなく勢力と速度が気になる。今日,来週の切符を買おうと思っていたが,取りやめた。一昨年だったか,台風のせいで,細かく決めた旅程を諦め,キャンセルに行ったことがある。

10月9日(金)
 感染対策が次第に徹底されるようになり,今では,病院や大学など多数の一般の人々が出入りする建物ばかりでなく,小さな店でも入るときに検温されることが多くなった。最初の頃は,携帯型の測定器を向けられ,額や首で検温されることが一般的だった。これは三千円ほどである。

 しかし,今では,ディスプレイのついたスタンド型で,画面の決まった位置に顔を収めると測定され,声や画面表示で返答のある種類もできた。これは,マスクをしていても額を判定し,温度を測るのだが,前髪が額にかかってしまい,なかなか計ってくれないことがあった。

 昨日,出くわしたのは,建物全面の幅広い階段の中央に大きなディスプレイ装置が設置されていて,入館者は足元に貼ってあるテープで,その正面の指定の位置に誘導されて,体温測定する装置だった。ディスプレイには大きな赤い文字で測定した体温が表示された。こうした大がかりな装置はどうやらレンタルらしい。

 昨年買った普通の体温計は,腋で計るタイプだが,計り終わるまで3分以上かかってしまい精度にも疑問がある。

10月10日(土)
Taifuu14  台風14号は,八丈島の西南西にあり,気圧は985hPaでこれ以上,低下することはない。伊豆諸島は大雨。台風の進路は,日本列島を離れ,南へと向かい,発生した地域に戻ろうとする奇妙な動きを見せている。

10月11日(日)
 今日は,F1の第11戦のアイフェルグランプリの決勝であるが,先週末,ホンダは,「FIA フォーミュラ・ワン世界選手権への参戦終了について」を発表した。2021年で参戦を終える,「2050年にカーボンニュートラルの実現」を目指し、そのために、2050年までの通過点として現在掲げている「2030年に四輪車販売の3分の2を電動化する」という目標を立てており,そこに研究開発の重点を置きたい,という説明である。撤退の発表に対して,「出たり入ったりするな」とか「もう戻らなくてもよい」という批判があった。

しかし,「もうやめます」という判断は正しいとする意見が大勢で,あげられている多数の撤退賛成の理由は納得でき,むしろ,なぜ今回,参戦したのだろうと思ってしまう。F1が続いていくかどうかもわからないが,ホンダの再参戦はないだろう。

 

2020年10月 3日 (土)

週間日誌2020-10-04(『その裁きは死』,国勢調査,「日本美術の裏の裏」展,トランプ大統領)

9月29日(火)
Thesentence  アンソニー・ホロヴィッツ『その裁きは死』(Horowitz,Anthony. The sentence is death, 創元推理文庫,2020,457p.)は,ホロヴィッツの私立探偵ホーソーンシリーズの第二作。

 裕福な弁護士が自宅で殺害され,ホーソーンに呼び出されたホロヴィッツは,現場に赴く。女性警部がいるが,ホーソーンとの関係はよくわからぬまま,彼とともに関係者を尋ねまわる。弁護士が扱っていた離婚訴訟の関係者と,過去に起きた洞窟探検事故の関係者が主な登場人物。作家,脚本家ホロヴィッツの日常生活からワインなどの小道具まで飽きさせない。

 本格的な分厚いミステリを一挙に読むことはなかなかできなくなったが,ホロヴィッツは別。

10月1日(木)
 9月30日までに国勢調査の調査員の来訪はなく,調査票も届かなかったので,区の担当部署に電話した。すぐさま電話がかかってきて,今日中に届くようにするとの回答だった。素早い対応で,調査票も届いた。いずれにせよ,オンライン回答をするつもりだったが,調査票に記入してあるはずのログインIDとアクセスキーがないと回答できない。

 今日,国勢調査のページからパソコンで回答した。10分もかからなかった。国勢調査で調べている項目は,少ないことがわかった。前回もオンラインで回答したが,その前まではどのようにして回答していたか覚えていない。調査員と対面で回答したことも多分あったのだろう。

 調査票が届かず,請求するような人はあまり多くないだろうから,回答率が気になる。

10月2日(金)
Uranoura  六本木のサントリー美術館に「日本美術の裏の裏」展に行った。テーマに期待があったが,「日本絵画がつくり出す,元祖『仮想現実』,「さまざまなジャンルのミニチュア」,「『絵心』あふれる物語絵の魅力」,「やきものには、焼く際に炎が偶然つくり出す多彩な表情がある」,「和歌がわかればもっと楽しくなる作品」,「風景画の「点景人物」を案内人として、風景を内側から眺め」る,といったパートからなっていた。

 この美術館の収蔵品だけを使って組み立てた企画であり,面白いと思う部分もあったが,無理矢理解釈させられるという感じが強かった。

10月3日(土) 
 陽性となったトランプ大統領は,メリーランド州の海軍病院へとヘリコプターで運ばれた。容態はよくわからない。9月26日に最高裁判事を指名した式典で,前の列の椅子に座っていたホワイトハウスの幹部や共和党の上院議員ら6名以上が陽性になった。全員,マスクはしていないしソーシャルディスタンシングも守られていなかった。

 CNNのコメンテータの一人は,オウンゴールと言っている。

 先のことはわからないが,回復したトランプ大統領が,「たいしたことなかっただろう」と今まで通りに振る舞うこともありうる。

 

2020年9月27日 (日)

週間日誌2020-09-27(covid-19,台風,法務局,Go Toトラベル,正代関)

9月21日(月)
 国内では,新型コロナウィルス感染者数は,減少傾向にあり,多分,第二波は,終わりつつあるように見える。この連休は,人出が多くなっているのは確からしい。

 しかし,ヨーロッパでは,感染者数が増加しはじめ,フランスや英国では,レストランの営業時間制限や,準ロックダウンを始めた地域も出ている。ロックダウンは,あまりに弊害が大きいことがわかったので,早めに緩い規制をしようということらしい。

 欧州には,多分,第二波が来つつあるのだろうが,これが気温の変動など季節的な要因によるものだったら,やがて,日本でも同様のことが起こる可能性が強い。

9月23日(水)
 今年は,台風の発生が少なく,日本に上陸する台風がないと思っていたら,日本列島の南方に台風12号が生まれ,どうみても直撃という進路だったけれど,コースを急速に東よりに変えて,勢力も強まらず,上陸しないで終わった。

 気温の高い夏で,太平洋の海温が高まり,いくつも強力な台風ができてもよさそうなのにと思うが,そう単純なものではないらしい。

 10月の台風のほとんどは,勢力が強いらしい。

9月24日(木)
 法務局に提出しなければならない書類があり,書き方がわからない箇所がある。一般には代理業に頼むらしいが,自分で申請することにしたので,提出前に法務局に相談して書類を見て貰おうと思った。ところが法務局は,この状況下だからなのだろうが,面談ではなく電話相談のみで,それもあらかじめ電話をして時間を予約すると,向こうから電話をかけてくるという方法なのだという。個別のことではなく,一般的なことしか訊くことができない。また,書類を郵送しても,誤りがあった場合には,返却してくれない。それでは,どこが間違いかがわからないままになってしまう。コロナ禍のせいではあるが,印鑑の廃止以前のカフカ的な事態に書類を前に当惑。

9月25日(金)
 10月に九州に行くので,宿を探していて,宿泊候補の旅館の「口コミ」を読んでいたら,「Go Toトラベルで泊まりました」で始まるものが随分あった。東京に住んでいるので,Go Toトラベルとは無縁だったけれど,かなり利用者が多いらしい。かなりの補助があるから,確かに高めの部屋に泊まろうと思ってしまう。

9月27日(日)
 大相撲9月場所は,関脇正代関の優勝で終わった。二敗は一人だけで,勝てば優勝だったが明らかに堅くなっていて,二回も土俵際まで追い詰められてしまった。勝って優勝を決め花道を戻ってくると付き人とともに涙ぐんでいた。

 両横綱がいない上に,大関の一人は初日から三連敗,もう一人は不安定で,群雄割拠プラス下克上となって,終盤になっても先の見通せない面白い場所となった。

 最近10場所で優勝は,横綱4回,関脇3回,平幕3回で連続優勝はない。大関の優勝はこのところ21場所もなく,これでは横綱は生まれない。

2020年9月19日 (土)

週間日誌2020-09-20(文楽『鑓の権三重帷子』,遠藤隠岐の海,内田洋子『対岸のヴェネツイア』)

9月14日(月)
 ニュースをあまり観たくない日が続く。

9月16日(水)
 文楽の国立劇場小劇場9月公演は,2時間ずつの4部構成となっている。第二部の『鑓の権三重帷子』を観た。

 この公演は,舞台目の一列と床の前の席,約80席を空けている。太夫からの飛沫をさけるためであるが,それでなくとも座席数半減なので,興行としては辛いだろう。関係者の感染問題が生じて二日目,三日目は公演中止となった。また,人間国宝の豊竹咲太夫は,7月13日まで休演していたが,今日は,「数寄屋の段」を語った。

 この『鑓の権三重帷子』は,女の悋気を動力として話が進んでいく無理な筋立てであるが,芝垣に樽で穴を開け,人形だけでなく,人形遣いも行き来するところに趣向があった。

9月17日(木)
 曇り空の下,往復6時間かけて墓参り。SUICAやPASMOとJR東海のTOICA区間のエリアまたぎ問題はわかりにくい。

 大相撲9月場所の遠藤隠岐の海戦は,四つに組んだ熱戦。観ているほうも思わず力が入り,双方とも投げをうたれても押されてもあきらめず,最後までどちらが勝つのかわからない素晴らしい周防だった。

9月18日(金)
Taigan  内田洋子『対岸のヴェネツイア』(集英社文庫,2020)を読む。前に単行書で読んだので二度目である。ヴェネツイアといっても本島からは橋はなくボポレットに乗って渡るしかないジュデッカに住む。ヴェネツイアの観光名所を紹介するわけでも,オーバーツーリズムを批判するわけではなく,島に住む人々の日常生活や本島の普通のレストランやバールの印象を大人の目で語る。女性のゴンドラ乗りも出てくる。出てくる人々の人生や出来事の意外さに内田洋子さんの著作は実はフィクションなのではないかと思う時がある。

 ふと,グーグルマップのストリートビューでヴェネツイアはどなっているのかと思った。シド島とは違いジュデッカ島も本島も自動車は入れないが,どうやら人がカメラをかついで撮影していた。また,船にカメラを搭載していて,船から運河の景色を眺めることができる。

 湿気ばかりでなく「この町の奥には,倦怠感が潜んでいる」というように何だか得体の知れないのがヴェネツイア。

 

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