地下鉄二景
半蔵門線青山一丁目駅で,渋谷方面行きを待っていた。ここは地下2階で,地下4階にある大江戸線の連絡改札口行きのエスカレータがある。駅員がきて,客がエスカレータに乗るのを止め,階段に誘導し始めた。車椅子の乗客の姿が見えた。エスカレータは次第に減速し始め,乗り口の三段分のステップが水平になり止まった。つまり,車椅子を水平に支えるような形になった。そして,係員が車椅子を乗せ,動き始めた。
初めて見た「車いす対応エスカレータ」である。こうしたエスカレータの存在すら知らなかった。十年ほど前からあるが,駅への設置はまだ少ないらしい。東京メトロでは,各路線平均2~3駅といったところであり,都営地下鉄では設置駅を見つけられなかった。一覧がないので確か得られないが,多分大阪や名古屋の地下鉄にもあるかもしれない。
ところが,googleで「車いす対応エスカレーター」で検索される最初の項目は,2004年に起きた事故のことである。乗っている途中,水平だった三段が階段状になって,転落事故が起きたらしい。確かに,水平だったものが急に階段に変身したら怖い。もちろん,そうした事故の反省のもと,今の「車いす対応エスカレーター」ができたのだろう。
地下鉄の表参道駅は,三本の路線が連絡するが,改札口のフロアはいつも混んでいる。休みの日も変わりはない。銀座線のホームから階段を下りて行くと,妙に人出が多かった。隣の渋谷から大挙やってきたという感じの少女たちが,一斉に携帯電話のカメラで写真をとっている。
芸能人がいるのかと思ったらそうではなかった。このフロアには,太い円い柱が十本くらいあり,そこに,新製品やテレビドラマの大きなポスターが一週間ほど貼ってある。
焦げ茶色の地に何人かの男の顔があるポスターが柱に貼ってある。これを撮っているのである。構わずポスターに近づいてみると「TOHOSHINKI」と書いてあった。「東方神起」の;オフィシャルサイトを見たら。「表参道駅に巨大広告掲出中」というニュース記事があり,「等身大以上の東方神起5人の写真が,表参道駅構内の11本の柱にイベント告知とリリース告知の2バージョン+全員バージョンで展開」と書かれていた。
駅員が必死に「通路を確保して下さい」と怒鳴っているが,少女達は,これがイベントなのだから動こうとせず,おばさん達も写真を撮り始め,構内ますます混乱するばかり。
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アラン・ベネット『やんごとなき読者』(Bennett, Alan,The Uncommon Reader,市川恵里訳,白水社,2009. 269p.)は,イギリスのエリアベスII世を主人公とした小説である。
週末に,『お買いもの中毒な私!』を観に行った。シネマコンプレックスであるだが,係員に映画の題名を言うのに抵抗があった。この映画館は,インターネット予約が出来る。座席の指定も出来る。前の晩にこの映画が予約画面の最上位にあることを確かめていた。出かける前にあまり時間がなかったが,急いでパソコンで予約した。随分席が埋まっているようだった。
古代ギリシャに歯車があるはずはなかった。この発見は,しばらくは忘れ去られていたが,第二次大戦後,関心が向けられ始めた。これを乗せた船は紀元前1世紀に作られており,様々な証拠から紀元前
結果から言えば,乗っていた間,全く退屈することはなかった。道は山の中を川に沿って続いていく。新緑の山に霧が立ちこめているし,滝もある。ところどころにダムがある。琵琶湖と同じ広さという十津川村には温泉もある。道はよく整備されているが,細い道や,一車線のトンネルがあるが,運転手は,どう判断するのか,ほとんど対向車に出会わずにすむ。バックしたのは1回だけだった。自分で運転していたら,景色を楽しむことはできないし,狭い道での交換にかなり神経を使うだろう。
いつも行っている店では,ブルーレイは,青いパッケージで,縦に7段ほど,数十のタイトルが並んでいる。レンタル料は,DVDより100円高く設定されている。また,ブルーレイのプレイヤーを1日700円で貸し出している。
グリニス・リドリー『サイのクララの大旅行 幻獣,18世紀ヨーロッパを行く』(Ridley, Glynis.Clara's grand tour : travels with a rhinoceros in eighteenth-century Europe. 矢野真千子訳.東洋書林,2009. 263p.)に満足できるのは,これがサクセスストーリーだからではないか。