2018年1月21日 (日)

週間日誌2018-01-21

1月20日(土)
 テニスの全豪で世界ランク72位大坂なおみ選手は,オーストラリアの17位バーティ選手に圧勝した。実況は観ることができなかったが,録画を観た。大坂選手には190キロのスピードのサービスがあり,これが入ると相手は苦しい。試合後のインタビューで今の気持ちを尋ねられて,独特のしゃべり方で「そうですね。本当に幸せだけど,ごめんなさい」とオーストラリアで地元の選手を倒したことに,観客に謝罪した。すると,コートを埋めたオーストラリア人観客からの称賛の拍手が約7秒間,鳴りやまず,インタビューは一時中断したとのこと。強打だけでなく,発言にも才能とオーラがあると言われているらしい。「この大会に優勝しに来た。まだ止まるわけにはいかない」という大胆な発言もしているのであるが。

1月19日(金)
Himitsu  ケイト・モートンの『秘密』(Secret Keeper, Morton, Kate,青木純子訳,東京創元社,2013. 上下)を読み終えた。出版されてすぐ買ったが。最初のところで中断していた。『このミステリーがすごい! 2015』の「海外編」では2位だった。昨年,『湖畔荘』が出たので,まず前作を読んでおこうと思った。今,すなわち2011年に,英国の大女優となったローレルは,子供の頃(1961年)に母が家に訪れてきた男を刺殺するのを目撃した。正当防衛と見なされ母は罪に問われなかった。死期の迫る母に会いに行ったローレルは,その事件が起きたのか謎を解き明かそうとする。1941年にドイツの空爆下にあるロンドンで起きた出来事を突き止める。

 上巻を読み終わって,結末というか,主人公がどうなるのか,性格や行動の描写の具合から予想がついた。下巻は,それを確かめるために読んだようなものであるが,予想に間違いなかった。難易度が低かったのかもしれない。

1月17日(水)
 山手線内回りの巣鴨あたり,座っていて,ふと前に立っている詰襟学生服の男子高校生が,カバーもつけず新潮文庫『青い山脈』を読んでいた。タイムスリップしてしまったか。

1月16日(火)
 福岡に行った。時々かすれる印刷の不安定なプリンターで,航空会社のチケットを印刷して羽田空港に持っていった。ところが手荷物検査場ではQRコードをなかなか読み取ることができず,何回もやり直してどうにか通過した。搭乗口でも同じで,通るまでに時間がかかった。後ろに並んだ人々の怒りの感情の波をひしひしと感じた。

1月14日(日)
 大相撲初場所初日。相撲ファンの多くは,白鵬関のかちあげも張り手も,勝った時に念をいれる仕草も,賞金の受け取り方などに不満を持っているだろうが,この10年にわたって大相撲を支えてきたことに対し大きな敬意を払っていることは確かだろう。


2018年1月14日 (日)

週間日誌2018-01-14

1月14日(日)
 大相撲初場所初日。相撲ファンの多くが,白鵬関のかちあげも張り手も,勝った時に念をいれる仕草も,賞金の受け取り方などに不満を持っているだろうが,この10年にわたって大相撲を支えてきたことに対し大きな敬意を払っていることは確かだろう。

1月13日(土)
Ibuki201801
 京都までの新幹線から雪をかぶった伊吹山が見えた。
 用事をすませたあと建仁寺に行く。寒い中,時々,外国人十人ほどの団体が通る。客のいない両足院で若冲の「雪梅雄鶏図」を間近に観る。歩いて八坂の塔の通りの「アラビカ京都」に行くが,若者で混み合っているので入れない。一方,一之船入にある喫茶店では,60歳代のおばあさん三人が大声でどこの羽二重餅がおいしいなどとしゃべっている。まもなく,別のおばあさんの組がやってきた。

1月10日(水)
 前を歩いていた女子学生に向こうから来た知り合いらしい女子学生が,左手を前面で小さく振りながら「あけおめ」と言った。本当に「あけおめ」が話し言葉で使われているとは思わなかった。

1月8日(月)
 国立能楽堂で「萬狂言新春特別公演」を観る。野村万蔵家の正月行事であるが野村萬翁の米寿記念でもある。

「三番叟 式一番之伝」は,50分であるが88歳の人間国宝野村萬が長く難しい舞を舞った。

狂言「蝸牛 替之型」は,兄から長寿の薬になるというカタツムリを探すようにいわれた弟が,竹やぶに寝ている山伏をカタツムリと思い込む。野村又三郎が山伏,14歳の奥津健一郎が弟を初々しく演じた。

新作狂言「信長占い 一管」は磯田道史作の新作狂言であるが,いろいろ詰め込んだ上にのんびりししたところがく,理に落ち,もう観たくない作品。

狂言「若菜 立合小舞・新作下リ端」は,八瀬大原へ同朋の海阿弥(野村萬)を連れて小鳥を狙いに出た大果報者(野村万蔵)が,大原女の一行に出会い,酒宴となり,それぞれ芸をみせる。大原女は9人もいて,和泉流総出で米寿を祝う趣向。


2018年1月 7日 (日)

週間日誌2018-01-07

1月6日(土)
Ndlonline  国立国会図書館のNDL-OPACは昨年末に終了し,1月5日から新しく「国立国会図書館オンライン」の提供が始まった。NDL-OPACのこれまでのURLでは,NDL-ONLINEという新しい?検索システムにつながる。ところが,もう一つ,国立国会図書館の書誌データ提供サービスNDL-Bibがあって,これは,ほぼ以前のNDL-OPACと同じである。全体の構成がわかりにくいが,とりあえずは,NDL-Bibを使おう。

1月5日(金)
 年末から快晴の日々が続いてきたが,一転,曇り空で寒い。信濃町駅前の歩道橋上には,テレビで放映されたためか『君の名は。』の聖地巡礼者たちがいた。

1月3日(水)
 逆転はあっても,極めて単調だった箱根駅伝2018。日本テレビの感動を押しつけようとするマンネリのアナウンスがますます空虚に聞こえた。

1月2日(火)
 NHKEテレの正月歌舞伎座中継。高麗屋三代襲名披露公演の中の『寺子屋』の中で松王丸(松本白鸚)に首実検される子供に#市川猿之助が扮し,「リハビリしたんだ」と元気に言う場面の録画中継をわざわざ見せてくれた。両手とも使えるように見えたが,もう支障はないのだろうか。

1月1日(月)
 昨年の年賀状でをやめると伝えて,今年は出さなかった。おそらく,ほとんど年賀状はこないだろうと思っていたが,意外に多くの年賀状が来た。「構わずに出します。返事はいりません」と書かれていた十数通はいいが,もしかすると,昨年の年賀状の文面を読んだくれなかったのかと心配になった。


2017年12月31日 (日)

週間日誌2017-12-31

12月31日(日)
 今年読んでよかった小説とエッセイ

『白村江』 荒山徹 PHP研究所 2017 
 白村江の敗戦は計画的だったと主張。高句麗,新羅,百済と日本の関係がよくわかった。

『エセルドレダ女学院の殺人』 Berry, Julie 創元推理文庫 2017
 英国の小さな村にある生徒7人の学校の校長とその弟が殺されるが,生徒達はどうしたか。

『コードネーム・ヴェリティ』Wein, Elizabeth 創元推理文庫 2017
第二次大戦中の英国,工作員と操縦士となった若い女性二人の友情。結末に不満あり。また,これは,ジュブナイルなのか。

Kaika 『開化鐵道探偵』 山本巧次 東京創元社 2017
『阪堺電車177号の追憶』 山本巧次 ハヤカワ文庫JA 2017
 ミステリ仕立てであるが,鉄道への愛情がよくわかる具体的で詳細な記述。後味もよい。

『永遠(とわ)に残るは』 Archer, Jeffrey 新潮文庫 2017
 クリフトン年代記の第7部,完結篇。 エマ,ハリーの死,ジャイルズの弔辞。出来事を語るだけになってしまっているが,面白い。毎回,忘れている前篇を読まなければならなかった。壺の運命が強烈だった。

『紙片は告発する』 Devine, Dominic 創元推理文庫
 スコットランドの町役場の女性書記官が主人公。

『黒い睡蓮』 Bussi, Michel 集英社文庫 2017
 モネの睡蓮の池のあるジヴェルニーでの事件。あまり注意深くなかったので,完全に騙されてしまった。

 エッセイでは,調子が元に戻った内田洋子『対岸のヴェネツィア』(集英社,2017)がヴェネツイアの底知れない側面を教えてくれた。他に,桐竹勘十郎『一日に一字学べば…』(コミニケ出版,2017),町山智浩『映画と本の意外な関係!』(集英社インターナショナル,2017)

12月30日(土)

 今年1年の間に,映画館で観た映画は,25本。昨年は,30本だった。3月に入院していた影響もある。良かったのは次の6本(鑑賞順)。

『おとなの事情』(Perfetti sconosciuti,2016,パオロ・ジェノヴェーゼ,イタリア) 何組かの夫婦が集まっての会食中,携帯電話で遊ぼうとしたが,次第に深刻な事実が明らかになり,夫婦の間にひびが入っていく。

『パターソン』(Paterson,2016,ジム・ジャームッシュ,米国) 詩人で市バスの運転手の日常生活。どのように詩作をするのかがわかる。最後に日本人の詩人が登場。

『女神の見えざる手』(Miss Slone,2016,ジョン・マッデン,米国) ワシントンの女性ロビイストジェシカ・チャステインが行う銃規制法のロビー活動のすさまじさとその信念。

『婚約者の友人』(Frantz,2016,フランソワ・オゾン,フランス,ドイツ) フランス映画。第一次大戦後のドイツ,一人息子を失った夫婦と婚約者のもとにパリから息子の友人という男がやってきて,息子のかわりのようになっていく。

『人生はシネマティック!』(Their Finest,2016 ロネ・シェルフィグ,英国) 脚本家の卵ジェマ・アータートンが第二次大戦中にダンケルクでの民間の船の活躍を描いた戦意高揚映画のシナリオを書いていく。

『否定と肯定』(Denial,2017,ミック・ジャクソン,英国/米国) 米国の史学教授レイチェル・ワイズがホロコーストを否定する英国歴史家から訴えられ,英国の法廷で争わなければならなくなる。

 昨年に公開された『世界一キライなあなたに』(Me befor you,2016,テア・シャーロック,米国)。 脊髄損傷を負った男を介護する「可能性を感じさせる女」であるエミリア・クラークがよく,もう一方では尊厳死を扱っている。

 女性が主演の映画ばかり。

 がっかりした大作は,『ラ・ラ・ランド』,『ダンケルク』,『オリエント急行殺人事件』。

12月28日(木)
 温泉に行き,三回入浴。嬉しいことに他に入浴客無し。

12月26日(火)
 東京で最も古い地下鉄銀座線は,浅いところを走っているので,地表に出るまでにそれほど苦労しないが,遅くにできた大江戸線のホームは深いところにある。大江戸線の青山一丁目駅のホームに行くまでは,地表から三基のエレベータを乗り継いで行く。11月の中頃からだったか,これら全てを新しい籠と入れ替える工事が始まった。地下鉄の営業中は,係員が常駐し,エレベータがなくて困って居る人を支援するという丁寧さである。

 この工事がようやく終わり,今日,新しいのが動いていた。もちろん大きさが変わるわけではないが,ボタンが大きくなるなど確かに現代化していた。大江戸線全線開通は2000年だった。エレベータは,17年で老朽化するようだ。

12月25日(月)
 年賀状をほぼやめてしまったので,12月を平穏に過ごすことができた。windows10の最新の更新の後,ソコンとプリンタの接続が不安定となった。ドライバーを入れ替えたり,有線設定を変えたり,接続ポートを変えたりすると時々,回復するが,再起動するとまた印刷できなくなる。年賀状の宛名印刷をしていたらストレスが溜まったことだろう。


2017年12月24日 (日)

週間日誌2017-12-24

12月23日(土)
Chichibunomiya2017  ラグビーの大学選手権の準決勝の慶大対大東文化大学戦を秩父宮ラグビー場で観戦。12時過ぎからの試合で,まだ陽の当たらないバックスタンドは,かなり混んでいた。座ったところの周囲は,大東大を応援する人たちでスクラムの度に「押せ押せだいとう」と叫ぶ。慶大はスクラムが圧倒的に劣勢で,序盤に認定トライをとられ,スクラムの反則でシンビンとなる選手が出たときには,一方的な試合になるのかと思った。前半の前半に3トライを取られたが,それ以後は,連続4トライを挙げて逆転。大東大学有利という一般の声だったが,ラグビーの老舗掲示板では,逆の予想が多かったことになるほどという気持ちになりかかった。しかし,スクラムを毎回押されていては,勝てない。再逆転され,追いつけず終了した。またもや準決勝に進めず,「危険なチーム」でシーズンを終えた。

 

12月22日(金)
 冬至で東京の日の出時刻は6時47分であるが6時前に起きて,海外ニュースを観る。国連総会でエルサレムの地位の変更は無効だとする決議が賛成多数で採択されたこと,スペインのカタルニア議会選挙で独立派優勢を知る。普段は背後で行われているのであろう恫喝が堂々と前面に出てきたのだから,トランプ大統領ばかりでなくヘイリー国連大使の無神経さには恐れ入る。スペインのラホイ首相は州議会を強制的に解散して議会選挙を行ったが,投票率が8割を超えるなかで,独立派が勝利してしまい,独立派を勢いづかせる結果になったのは皮肉である。

 

12月21日(木)
Doudanntutuji  東京には銀杏は多いが,紅葉は少ないような気がする。近くに桜並木があり,桜の間に躑躅が植えられているが,これが「灯台躑躅(どうだんつつじ)」で,12月になって紅葉したが見る人は少ない。

 

12月19日(火)
 三田通りに開店したスーパー「マルエツ」に入った。ここには,少し前まで24時間スーパーがあったのだが,閉店した。驚いたことに,内装は刷新されてはいたが,肉,生鮮食料品から乾物まで扱う点ばかりでなく,店内のレイアウトも旧店舗とほぼ同じだった。途切れず客が入っている。前有った店が閉店にいたったのは,立地でもなく,客層の変化でもなく,付近に小スーパーが乱立したためでもないことがよくわかった。では,何故前の店は営業を続けられなくなったのか,気になる。

 

12月18日(月)
 読んでいる小説に出てきた三浦洸一の歌う「踊子」をユーチューブで聞く。「天城峠で会った日に」で,高くフラットに「天城峠」を発音し,「おうた日に」と歌う。さらに,「次の動画」から夜のヒットスタジオで歌う久保田早紀「異邦人 (シルクロードのテーマ) 」なども。小坂恭子「思い出まくら」の再生回数400万回,西島三重子「池上線」600万回。石川ひとみ「まちぶせ」700万回。ある時期に生まれたロングヒットがどのようなタイプの曲かがよくわかる。


2017年12月17日 (日)

週間日誌2017-12-17

12月17日(日)
 軽井沢国際カーリング選手権大会2017の最終日。男子決勝戦は先に行われ,SC軽井沢が優勝。女子のLS北見は,スウェーデン,スイスを連破し,決勝では中部電力と3時過ぎから対戦した。BD朝日でカーリング中継があるので,観たら既に終わった男子の試合を録画で放送していた。
 あるブログ(「ばうわーっの思いつき 」)にこう書かれていた。

Blogcurling_2
 全く同感である。

12月16日(土)
 全国大学ラグビー選手権大会の三回戦で慶應は,101-12で勝った。二試合続けて100点を超えたが,このようなことは,この50年間はなかった。これまでは,力がなかったのか,それとも相手から100点も取るのは失礼と考えていたのか。

12月15日(金)
 TOHOシネマズで,ゴールデングローブ賞候補作『シェイプ・オブ・ウォーター』,『スリー・ビルボード』,それに中江和仁監督『嘘を愛する女』と武正晴監督の『嘘八百』の予告篇を観た。『シェイプ・オブ・ウォーター』は,秀作らしいことはわかるが,観るには迷うところがある。『スリー・ビルボード』は,フランシス・マクドーマンド主演なので,長澤まさみの「えっ」という顔がとてもよい『嘘を愛する女』とともに観ようと思う。『嘘八百』は中井貴一と佐々木蔵之介であるが,ややリスキーである。

12月14日(木)
Dcl2017  朝早くJスポーツを観ていたら,ドローンチャンピオンズリーグ(DCL:Drone Champions League)の最終戦を放送していた。門のような障害物を配置したコースを設定し,二人の競技者が椅子に座り,自分のドローンに付けられたカメラの映像をゴーグルで見て手元のコントローラで操縦し,レースを行うというものである。今年は,パリのシャンゼリゼ通り,万里の長城,ベルリン駅など世界の6カ所にコースを設定してレースを行った。F1レースのような運営方法で,4人ひと組のチームで競っているが,英国やドイツが中心で日本チームはない。しかし,そのうちに日本チームも参戦し,日本でもレースが行われるかもしれない。京都駅や名古屋の地下街などはどうだろうか。最終戦のベルリン駅は,暗くて,ドローンは時速140キロでよく見ることができず,しかもスタート後にあっという間に壁などに激突してクラッシュするので,全く面白くなかった。興行とするには,かなり改善が必要だ。

12月11日(月)
 近くの地下鉄駅でホームドアの工事が行われていたのだが,運用が始まっていた。昨年,盲導犬を連れていた男性がホームから転落し電車にひかれて死亡した事故があったのでホームドアがつくことになった。ホームドア設置の際の問題は,車両の出入り口の位置が一定かどうか,ホームが機器を置いた時の加重に耐えられるかであるが,両方ともクリアしたらしい。


2017年12月10日 (日)

週間日誌2017-12-10

201712091
12月9日(土)
 日の出前の時刻に東京駅から新幹線に乗った。晴れているので,僅かに雪をかぶった丹沢山が見え,朝日のあたる平塚の日向岡に立ち並ぶ三角屋根の住宅のガラスに朝日があたってきらきらする。その向こうに富士山の頂上があった。富士駅の少し手前では,富士山の全景がくっきり。関ヶ原の先ではやはり雪をかぶった伊吹山も。豪華な展開でうれしかった。

 

12月8日(金)
 国立劇場小劇場で「文楽鑑賞教室」を観る。満員で,若い人たちとサラリーマンがいるのに驚いた。解説が付き,太夫,三味線,人形遣いのそれぞれが,自分の仕事を説明する。これが勉強になる。特に今回は,少しではあるが人形の主遣いが左手遣いと足遣いにどのように合図するのか,女性の人形が細かい手仕事がなぜできるのかといった,疑問だったことを知ることができた。

 

12月7日(木)
 青山通りのピーコックの隣,ずっと昔のことだが三井銀行などが入っていたビルが,いつの間にかエイベックスの本社となっていた。3年ほど前から建て替え工事が始まり,18階建てのビルが完成した。ビルは,青山通りからセットバックして建てられて,前面は広場になっている。ここに,今週,生木のクリスマスツリーが建てられた。

 

201712

12月6日(水)
 散歩で外苑の銀杏並木を抜け,千駄ヶ谷へと向かった。かなりできあがってきた国立競技場の脇を通った。下半分の三階建ての部分が姿を現していた。ここまではまだ威圧感はないが,この倍以上の高さになるはずである。

 

12月4日(月)
 先週の金曜日,ずっと観ていた『ユニバーサル広告社』が最終回だった。第九回だったが,きっとこれは打ち切りなのだろう。

 

 スーパー紀ノ国屋で久しぶりに貰ったカレンダーは,武者小路実篤だった。紀ノ国屋の顧客は武者小路実篤のカレンダーで納得し,使うのだろうか。

 

 昨日,大学の対抗戦ラグビーで慶應義塾大学は,110対5で勝ったので驚いた。100点差で勝たないと対抗戦三位になる可能性がなかったのであるが,このように,100点以上をとることはあまりなかった。少なくともこの5年はなかった。また,使命を達成するということもあまりなかったのではないか。


2017年12月 3日 (日)

週間日誌2017-12-03

12月3日(日)
Kaikatetsudoutantei  山本巧次『開化鐵道探偵』(東京創元社,2017)は,明治時代に大津と山科の間の逢坂山トンネル工事で起きる事件を井上勝に依頼された元八丁堀同心が捜査するミステリで,当時の雰囲気が良く出ている傑作だった。『阪堺電車177号の追憶』(ハヤカワ文庫,2017)も緻密な構成で意外性もあった。阪堺電車には数年前に浜寺駅前から天王寺駅前まで乗ったが,阪急沿線とは大きく違う大阪を知った。その山本巧次の「大江戸科学捜査八丁堀のおゆう」シリーズ(宝島文庫)が評判ときき,第二巻と第三巻を読んだが,第一巻が入手しにくい。電子書籍にするか,増刷して欲しい。

11月30日(木)
 リニア中央新幹線の品川駅工事の模様が公開された。このリニア中央新幹線は,残土や水源,環境問題をはじめ様々な懸念があり(樫田秀樹『リニア新幹線が不可能な7つの理由』岩波書店,2017),さらに本当に必要かとまで言われているが,工事は進行中らしい。たとえ今,名古屋までのリニア中央新幹線があったとしても,乗ることはない。大阪まででも乗らない。もちろん,東京,名古屋,大阪を頻繁に行き来する人々にとっては,航空機でもリニア新幹線でもよいのだろう。しかし,東京大阪間が完成することになっている2045年にどれだけ客がいるのか疑問である。

11月29日(水)
 横綱日馬富士が引退届を出す。気の毒でならない。かわいそうだ。本人や親方の無念さもわかる。事件の背後にある差別感情も問題であるが,テレビ,新聞,週刊誌の報道姿勢もかなりひどくなっている。力士に対するリスペクトが全くない。NHKまでもが伝聞でしかないことを平気で報じ,民放は相撲を普段は見ていないいい加減なコメンテータの発言をそのまま流している。もう少しまともな人はいないのかと思うが,テレビ局は番組の質の管理ができなくなっているのだろう。こちらは哀れである。

11月28日(火)
 朝の9時過ぎ散歩で神宮外苑銀杏並木を通る。青山通りに面した銀杏は,黄ばむのが遅くてようやく色づいた。しかし,奥の方はもう葉がすっかり落ちている。この時間帯にいる二人以上の人々のほとんどは,隣の大国からの旅行客である。一日を有効に使おうというのだろう,早くから元気いっぱいだ。何かパフォーマンスをしたいようで,落ち葉をかき集めて頭の上から降らせて素早くシャッターを切るというようなことをしている。この寒いのに両肩を出したウェディングドレスと白服の花嫁が写真に収まっている二人とエージェント,カメラマンがいる。大声で指示しあっているので,日本のカップルではないことがわかる。

11月27日(月)
Ctrre  勤め先の大学のクリスマスツリー点灯式。正門から入った芝生に植えられた大きな二本のヒマラヤ杉に色とりどりの豆電球を付け,毎年この時期に点灯式が行われる。冷たいLED電球ではないので,多少暗いものの暖かみがあってクリスマスを感じさせる。


2017年11月26日 (日)

週間日誌2017-11-26

11月26日(日)
 朝5時からラグビーの日本代表対フランス戦をみる。フランスは今期不調で世界ランク8位であるが,はるか格上で,これまで歯が立たなかった。しかし,今の日本は強い。ちょうど一年前の遠征ではウェールズに善戦,3点差で負けたが,その時と先発メンバーで重なるのは7人だけで,昨年はいなかったリーチ,姫野,レメキ各選手が活躍,ただ,山田選手の不在,福岡選手の負傷が残念。日本は,攻防が組織的だったが,フランスは個人技が目立った。

11月25日(土)
A20171126  京都での集中講義の後,梨木神社に行く。確かに楓が紅葉しているが,午後3時すぎのため,もう陽は低く,高い立木が邪魔をして少しも明るくなくがっかり。その後に行った京都外苑では,遮るものはなく夕日に照らされた紅葉をみる。

11月24日(金)
 今期のテレビドラマは,『監獄のお姫さま』(TBS)と『ユニバーサル広告社』(テレビ東京)を観ている。宮藤官九郎脚本の『監獄のお姫さま』(TBS)は,何だろうと思った第一回だったが,女子刑務所の紹介ドラマだった。ウェットなところのない満島ひかりが看守,小泉今日子と菅野美穂は,刑務所に居ることをあまり気にしない受刑者である。最後はどうなるのであろう。

 『ユニバーサル広告社』は,東京から離れた港町の活気の乏しい商店街に移転してきた小規模広告会社が町おこしに関わるというありがちな設定であるが,そうは順調に進まない。主役は沢村一樹であるが,和久井映見がレギュラーなので見逃せない。『奥様は,取り扱い注意』(日本テレビ)も3回くらいまでは観たが,現実離れした設定を作り出し,腕力で問題を解決するタイプのドラマだった。

11月23日(木)
 ラグビーの早慶戦を昨年と同じく秩父宮ラグビー場のメインスタンドで観戦。結局,昨年と同様の結果。かなり気落ちする。

11月21日(火)

 ちょうど一年前,windows10のアップデートがうまくいかなくて動かなくなり,そのままにしていたパソコンを動かしたら,windows10の最新版のダウンロードをはじめ,更新作業に一晩もかかったが,動くようになった。


2017年9月15日 (金)

鉄道からの風景と温泉津温泉

 日本の風景は,平均すればそれほど美しいとは思わないが,鉄道の車窓から景色を眺めるのは好きだ。

 ずっと昔,小学生の頃,当時の国電の座席で窓側に向かって膝をつき,外を眺めるのは今はない光景となった。あの頃の子は,風景を眺めるのが本当に好きだったのだろうか。それとも習慣だったのか。

 東京近郊の鉄道の中で,東海道線など比較的長距離の電車や京浜急行の特急もでは,一部にボックス席があり,進行方向に向かって外を見ることができる。あるいは,ホームライナーなどでは,二人がけのシートである。関西では,近郊車両や地下鉄を除き,関東よりも不愉快なロングシート車両は少なく,二人がけ席が多いように思う。電車文化の差は大きい。

 さて,ボックス席や二人がけ席で進行方向窓側に座ることができたら,窓の外を眺める。新幹線の指定席では,必ずE席を選ぶ,E席からは丹沢,富士山,浜名湖,伊吹山,比良を見ることができるからだ。海も見えないA席とは大違いである。東北新幹線もよい。山陽新幹線はじめその他の新幹線では,トンネルや高い隔壁がばかりで,本を読むしかない。

 先日,山陰線で京都から松江まで行った。特急列車,2両編成ディーゼルカー,単行のディーゼルカーを乗り継いでたいそう時間がかかる。京都の街中はあっという間で,嵯峨嵐山から城崎温泉までは,山中で,時々市街や集落が現れるが,樹木の生い茂る中を進んでいくだけである。日本海側に達すると,時々,海が見えるようになる。全体として単調であり,しかも雨が降っていたが,それほど退屈ではなかった。

 翌日,用事を済ませた後,一畑電車で出雲市駅へと向かった。松江に来るたびに,一畑電車に乗る。2両編成の電車に始発駅では50人ほどの乗客がいる。いつも子供のように先頭の運転席の直ぐ後ろに座る。ロングシートであるのは不満であるが,宍道湖の湖畔を走るので,やはり風景を眺めるのに忙しい。

Yunotsu  松江から西に特急で1時間ほどのところに温泉津温泉がある。かなり前にこの温泉のことをきいていたが,これまで,行く機会がなかった。東京から行くのはかなり難しい位置にある。ただ,温泉の評価は非常に高い。あらかじめ宿を予約していたが,あまり,期待はしていなかった。一人客を泊めてくれるのはありがたいが,きっと古いタイプの旅館だろうと思っていた。しかし,建物は改築したらしく内装や設備は整い,応対も今風だった。

 旅館のすぐ前に木造三階建ての薬師湯という源泉そのままという外湯があり,あまり長く浸からないほうが良いと言われて,おそるおそる狭い湯船に入ってみた。何だか重い感じがした。この建物の三階に展望所があり,温泉津温泉全体を見渡すことができる。山に挟まれた狭い土地の両側に温泉宿があり,真ん中に,車のすれ違うのに工夫の要る細い道が通っているだけである。そこからは見えないが,温泉津の港は,石見銀山で採掘された銀の積出港なので,温泉津温泉も石見銀山の世界遺産認定の恩恵を多少はうけているのだろう。

Sanin  次の日,温泉津からさらに山陰本線を西に益田まで行った。鉄道は,海から少し高い箇所を走っているので,日本海が水平線までよく見通すことができ,岬にはさまれた集落ごしにも海を見ることができて,大層,うれしかった。

 益田からは,山口線で新山口まで向かった。単行のキハ40 2072と2042なのであるが,どういうわけか乗客が多く,観光客が大部分なので,津和野で全員降りるかと思ったらそんなことはなかった。途中,蒸気機関車に牽かれた観光列車とすれ違ったりするのだが,あまりに変化の乏しい平凡な景色に辟易した。


«ドラマ『やすらぎの郷』はもう観ない(8月第3週)