2012年1月26日 (木)

『理系のためのクラウド知的生産術』を読んでひと安心

Cloud  本屋で,堀正岳『理系のためのクラウド知的生産術』(講談社,2012. ブルーバックス)を見付けて,買ってきてすぐに読んだ。

 まず,グーグルのアカウントを作ることから始まる。そしてドロップボックス,エバーノートの便利さを説き,メールはGメールに集約するように勧めている。そして,メンデレイが出てきて,グーグルドキュメンツでの論文の書き方となる。あとは,クラウドを離れたスカイプやフェイスブックあるいはユーストリームを用いる会議や情報交換である。

 現在,この本に出てくるほとんどのサービスを使い,その評価も筆者と似ているので安心した。それほど遅れているわけではないらしい。

ドロップボックスは,もはや欠かせない存在になっている。エバーノートを本格的に使い始めたのは最近であるが,便利であることに気付き,これまで使ってきたヤフーノートパッドから徐々にエバーノートへ移しているところである。画像もウェブページも何もせずにそのままクリップできるところがよい。

 メンデレイもpdf管理には欠かせないものであり,やはり,この本にあるようにドロップボックスと組み合わせて使っている。

 この本で初めて知ったのは,マインドマイスターである。長い間,こうしたアイデアプロセッサを求めていたが,意外な形で実現されていた。

 こうしたサービスやアプリケーションは,欲張らなければ,全て無料である。考えてみれば素晴らしい環境になっていると思う。


2012年1月16日 (月)

「いつも上機嫌」(『カーネーション』)

Carnation  NHKの連続テレビ小説『カーネーション』は,戦後となっても快調である。少しでも早く観たくて,いくら寒くとも7時過ぎには起きて,BSプレミアムの7時半を観ている。

 最初から,主人公の尾野真千子をはじめとする出演者たちのがんばりと隅々まで丁寧に気を配った画面を作り続けるスタッフに感心していた。しかし,前作の『おひさま』のように後半,戦後となって,迷走してぐだぐだになりはしないかと心配で,早く判断を下すのはためらわれるが,『カーネーション』はそんなことはないだろう。わずか15分の間に,どんどん進行する。

 主人公糸子の夫は出征して戦死した。戦後,夫の戦友が尋ねてきて,その戦友は,「のんきな人でした」と言うが,どうもぴったりしないようだった。糸子が,「いつも上機嫌」というとそうそうと納得する。「いつも上機嫌」というのは大切なことであるが,なかなかできないことだ。

 実は糸子の夫には愛人がいて,糸子は,その二人が温泉宿の前で撮った写真を持っている。糸子の夫に対する思いは単純ではないのであるが,自分で言った「いつも上機嫌」という言葉で吹っ切れて,その写真を焼く。このようにエピソードの処理がうまい。父親が生きていた頃,糸子がクリスマスケーキを買って帰った晩の父親役の小林薫とのやり取りまでは想像できたが,その後の祖母の正司照枝にはうなった。

 尾野真千子は,若い頃も不自然ではなかったが,実年齢を少し超えて,妹たち,子供たち,お針子たちと女ばかりの中で,大黒柱としての貫禄がある。

 実話を元にしているので,この後は,娘たちが様々な問題を引き起こしていくのだろうと予想できるのもこのドラマの強みである。

 副主人公の一人は,栗山千明である。このドラマの栗山千明は,台詞が少なく,印象がキーラ・ナイトレイにとても似ている。そう思っている人は多いらしく,『わたしを離さないで』のキーラ・ナイトレイを「不健康な栗山千明」と言っているブログを読んだことがある。尾野真千子と栗山千明が歳をとっていく姿も見せるのだろうか。


2012年1月15日 (日)

パソコントラブルの喜怒哀楽

 朝,いつも使うタワー型のパソコンを起動したらディスプレイに何も表示されなかった。何度繰り返しても同じ状態である。パソコンかケーブルかディスプレイに問題があるのだろう。

Dvi  まず,ケーブルを疑った。DVIケーブルの新しいのがあったので,それを使ってみたが,表示されない。よく見るとパソコンには,VGAの口があるがオスメスが逆になっているので,手持ちのVGAケーブルは使えない。

 ディスプレイに問題がないか確かめるために,別のノートパソコンとディスプレイをVGAケーブルでつないだがうまくいかない。今度は,使っていない別のディスプレイとノートパソコンをつなげたが,今度は映る。

 ここまでで1時間半ほどかかったが,もう出かけなければならない。

 勤め先から,いくつかの種類のケーブルと,代替機としてつかうことできるノートパソコンを持ち帰ることにした。さらに,ビックカメラで,VGAの変換器を買った。

 帰宅して,取りかかったがうまくいかない。論理的に行っているつもりだが,次第に混乱してくる。どうやら不良ケーブルが見つかったが,何本もあるので,これがもともと繋がっていたものかどうかよくわからない。

 パソコンは,買って2009年に買い,ディスプレイは半年間に買った超薄大型画面製品である。両方ともこんなに早くだめになったら困る。ただ,パソコンは,今,少し調子が悪い。先日たまたま読んだ,たくきよしみつ『使い分けるパソコン術』(講談社ブルーバックス,2011)に,iTuneは,OSのような複雑なソフトであり,windowsの中にアップル支配領域を作ろうとしているようだから気を付けたほうがよい,と書かれていたので,全てのアップルソフトを削除した。多少よくなったと思った矢先のことである。

 新しいファイルはもちろんパソコンのハードディスクにあるが,よく使うファイルは,dropboxにあるし,細かなものはevernoteにあるから,気は大分楽である。クラウドは助かる。

 パソコン3台とディスプレイ2台をいろいろつなぎ替え,最後に,問題パソコンを古いディスプレイにつないだら表示された。そこで,ケーブルを大型ディスプレイにつなぎ替えたら,無事表示された。何のことやらよくわからない。

 パソコンを巡るトラブルはえてしてこうした結果になる。膨大な時間をかけて,いろいろ試みているうちに,どんなはずみかわからないが,パソコンがこの辺にしといてやるかと感上げるのか,直ることが多い。いろいろ善後策を考えていたので,直れば,面倒なことがなくなり,やはり大層うれしい。


2011年12月27日 (火)

貧弱なポイント制度TOKOPO

 Tokopo_2 都営交通は,2011年8月からTOKOPOというポイント制を始めた。IC乗車カードのパスモと連動して使うのであるが,申込みをしてTOKOPOカードを貰わなければならない。あまり考えず,ウェブから申し込んだ。何か,手続きに不備があったのだろう,留守番電話に,TOKOPO担当に電話するように連絡があったが,すっかり忘れていた。そうしたら,申し込んでほぼ2か月ぶりにTOKOPOのカードが送られてきた。このカードとパスモカードとを駅にある装置で一緒に読み込ませると,連動する仕組みになっている。

 それから,2か月ほど経過した。ウェブでポイント数を確かめたら604点だった。最初のボーナス点が500点あるので,獲得したのは104点である。ほぼ毎日,都営地下鉄に乗っているのに,こんなに少ないのかと驚いた。

 よく調べてみると,乗車1回でたった2点で,1点1円換算である。回数券は,10枚分の料金で11枚であるので9%の割引であるのに,このTOKOPOは,わずか1.2%である。これではだめだ。全くインセンティブとはならない。

 パスモやスイカなどの先払いカードに何の割引もないのは不審である。IC乗車カードの普及で,鉄道各社は様々な利益を得ているはずである。

 手続きはのろく,手間がかる上,割引率は低いという貧弱なTOKOPOである。よく,こんな企画が通ったものだ。きっと,紙の回数券を買ったほうがよいことに気付いてもらうために始めた制度なのだろう。


2011年12月23日 (金)

『家政婦のミタ』を全部観ました

Kaseifumita  ゆるやかに視聴が減っている現在のテレビの状況,さらに,視聴率15%くらいあれば成功と言われるテレビドラマの現状をみると,最終回の視聴率が40%を超え,平均でも25%だった『家政婦のミタ』は驚異としか言いようがない。

 このドラマは,第1回から全て観た。主人公も設定も異様であり,次に何が起きるのかわからないという緊張感があった。頼まれればAKB48の全メンバーの名をよどみなく唱え,家事をきちんとこなし,たちまち家族ひとりひとりが抱えている問題を把握する一方,常識外の乱暴も無表情で行う序盤の三田さんは,メカニズムのわからないロボットのようだった。

 それには理由があったということになるのだが,全く感情を拝した棒読みの悲惨な過去の告白は圧巻であったにせよ,数分で終わり,突き放す。

三田さんは,人間を超えた存在を象徴しているらしいところがあった。次男の海斗が学校で死んだ母親について書いた作文を読んだ後,戸惑う教師は何も言うことができない状況になる。海斗が作文用紙のうしろをみると1枚の紙があり,そこには,三田さんが「よくできました」と花丸をつけてくれていた。末っ子の希衣が最後に三田さんからもらったプレゼントには「ワタシもキイさんが好きです」と書いてあった。観ている者は,少し高いところにいるような三田さんに褒められることは何よりうれしいだろうと自然に思う。

 原作が小説でもマンガでもないこのドラマの脚本を読み,おそらく高いリスクを感じながらも出演を決めた松嶋菜々子さんの慧眼と勇気に驚く。


2011年12月13日 (火)

頑張れ政府,東電と思っていた日々

Itudatte_3  3.11について,一方では風化しつつ,他方では続々出される関連する本を読んで記憶を新たにするということを繰り返している。当日の帰宅困難の際のことは,災害の余波に過ぎないが,続く不安な日々,そして電力不足については,多少なりとも原発事故の影響を強く受けた。

 堀井憲一郎『いつだって大変な時代』(講談社,2011. 222p. (講談社現代新書))を出て直ぐの8月に読んだが,震災後について共感するところが少なくとも二つあった。

 堀井氏はこう言っている。

 この災厄をどう捉えるのかはこれは完全に個人の資質の差でしかなく,悲観論者なのか楽観論者なのかという分け方しかなく,それによってすべての行動が規定されていた。
 つまり,頭の良さや知識の量,日ごろの仲間内におけるポジションや元気さ,明るさ,日ごろの行動力,そういうものは,ほとんど関係なかった。
 ただ「尋常ならざる状況になったとき」悲観的になるか,楽観的なのか,そこしか分けるポイントがなかった。

 確かにその通りである。しかし,私のような楽観論者は少なかったように思う。悲観論者がこれほど多いとは思わなかった。

 また,「五十歳を越えているから,ということもあり,こういうとき,私は愚者の道を選ぶ。つまり思考するのを停止したほうがいい,ということだ。何を信じるかというと,政府の発表だけである。また,東京電力の会見をのみ聞いて,その情報だけをもとに行動規範とする,ということである。これがいま私が選んでる愚者の道である」とも言っている。これにも激しく同意する。

 私は,頑張れ菅政権と思っていた。集まりで「政府と東電の発表を信じている」と言うと,白けた雰囲気になるのがよくわかった。では,諸君は,政府と東電以外の何を信じていたのかと言いたかった。いろいろな学者やオピニオンリーダーの誰が正しく,誰が間違っていると考えることが徒労のように思えた。それに,発表する,しないという判断はあるにせよ,全体の状況を把握しているのは政府であり,東電である。

 堀井氏は続ける。

 隠してることがあって,嘘もついてるかもしれないが,公的機関の隠蔽と嘘である。なかなか大掛かりに臆し通せるものではないし,そもそも,いまついた嘘も隠蔽も,あとで明らかにしなければいけない。彼らの嘘は,あとでわかる。それはたとえば五十年後かもしれないが,彼らや私の死後であるかもしれないが,でも,わかる。つまり,のちに晒される覚悟のうえでの嘘や隠蔽でなくてはいけない。

 政府と東電に判断の間違いはあっただろうが,嘘はつけないと思っていた。その他の人々は,無意識に,また,平気で嘘をついていた,あるいは知らないことにコメントしていた。どのようなマスメディアも検証を受けたら耐えられないだろう。風化というのはありがたいことだろう。

 悲観論者と楽観論者の差は,世の中一般に大きな期待をしているか,期待していないかの違いなのかもしれない。


2011年12月12日 (月)

消え去れ「キャスター付きバッグ」

Bag 新幹線の京都駅の上りホームで並んで「のぞみ」を待っていたら,遠くから転がす音が聞こえてきた。持ち主のからだの半分ほどはあろうかという巨大なカート付バッグがひきずられてきて大きな音を立てている。黄色だ。

 引きずり主は,横はいりしたが,二,三人前のところなので後ろに並べと言いにくく,その間に列車が到着した。キャスター主は,車内でも構わず,キャスターを転がしていく。キャスター付きバッグの持ち主は,みな,旅慣れない連中である。間際に切符を買ったのだろうB席である。C席の人をまたいで自分の席に座ったものの,バッグは,通路に置いたままだ。通る人々が迷惑そうにしている。C席の客がかわいそうだ。

 列車が発車し,しばらく経って車内販売のカートがきたが,もちろん通れない。持ち主は,そこで初めて自分の荷物が人様から嫌われていることに気付いた。想像力が欠如しているので,網棚に乗らない,自分の前に置けない大きなバッグを持って新幹線に乗るとどういうことになるのか今までわからなかったのである。持ち主は,通路をキャスター付きバッグを引きずりながら歩いて行って,どこへ行ったか戻ってこない。近辺にはホッとした空気が漂った。

 別の時,やはり京都駅で,多分中学生だろう,修学旅行生の群を見たが,何とその8割はキャスター付きバッグを持っていた。そればかりか,付き添いのジャージー姿の教師もキャスター付きバッグだった。彼らが移動すると盛大な騒音が立つ。キャスター付きバッグの持ち主は,旅慣れない連中であるという法則はここでもあてはまる。あるいは,彼らの住んでいるところの鞄屋というかショッピングセンターにはもはやキャスター付きバッグしか売っていないのか。

 これが一時の流行に過ぎず,たちまち「ださい」という雰囲気になり,早く誰もキャスター付きバッグなど持たなくなるようになることを願っている。



2011年11月 5日 (土)

ヒュー・ジャックマンの『リアル・スティール』に期待

Realsteel 10月からのテレビドラマが,低落傾向だったこれまでのシーズンと比べて視聴率が高いのは内容がよいのか視聴者がドラマをみるようになったのかわからないが,流れが変わったのかもしれない。

 このところ映画館に行くことが少なくなっていたが,先日,二本の新作映画を観た。その時の予告編で観たいと思う映画がいくつかあった。最近は,ハリウッド映画に観たい作品がなく,映画館で観るのはヨーロッパ映画が中心となっていた。

 『ラビット・ホール』,『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』,『リアル・スティール』,『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』などを観るために映画館に行きたい。

 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は3Dアニメーションであるが,スピルバーグだけでなく,ピーター・ジャクソンも制作に名を連ねているし,予告編でも実写に近づいてきていることがわかる。日本での公開は遅い。

 最も期待するのは,ヒュー・ジャックマンの『リアル・スティール』である。ロボットの拳闘選手の話である。もっとよい邦題をつけるべきだ。

 『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』の予告編は,ウェブサイトで何回も見直した。原作のケン・ブルーエン『ロンドン・ブールヴァード』(新潮文庫,2009)は面白かったが,これはビリー・ワイルダー監督の『サンセット大通り』を下敷きにしていて,かつては名声をはせ今はリタイアした老女優が登場する。ところが,この映画化作品では,その引退女優役は,26歳のキーラ・ナイトレイが演じるのである。期待というより,原作や『サンセット大通り』の怖さがなくなるのではないかと案じてしまう。


2011年10月26日 (水)

武蔵小杉と西大井の間の横須賀線

Yokosukasen

 週1回,午前中に日吉に行き,午後は三田という日がある。日吉からは目黒線から目黒を通って地下鉄の都営三田線の直通があり,目黒線内急行の場合は,23分で三田に着く。しかし,時々,別の経路を通る。

 日吉から東横線に乗り武蔵小杉で降りる。JRの武蔵小杉のホーム,これはだいたい6両編成分,を通り,曲がりくねった長い連絡通路を歩くと横須賀線の武蔵小杉駅のホームに着く。この通路は長い間工事中だったが,今年の6月に動く歩道が設置された。それでも改札口から6,7分かかる。結構,歩いている人が多い。

 武蔵小杉のこのホームは大きくカーブしており,左側は東海道新幹線が走っている。横須賀線のホームには,湘南新宿ラインと成田エキスプレスが発着する。

 そして,東京方面行きの先頭車両に行く。
 
 横須賀線上りは武蔵小杉駅発車直後からカーブ区間を徐々にスピードを上げていき,多摩川の橋梁に達する。それから西大井の手前までほぼ直線の切り通しの中を通る。踏切がないこともあり,ここでは120キロで走る。在来線の先頭車両で味あう120キロの疾走感はなかなかのものだ。隣にある新幹線の線路は西大井の手前で高架となり,西大井の片側のホームの上を通っていく。

 まだ,それほど多くこの区間を載った経験はないが,横須賀線電車が上り新幹線に抜かれることは一度もなかった。夏までに何回か東海道新幹線に乗ったが,やはり,在来線を抜くのをみたことがなかった。 

 けれども8月に乗った東京行き新幹線は,西大井の手前で新宿湘南ラインの電車を難なく抜き去っていった。横須賀線が新幹線に対抗できていたわけではなく,たまたま,併走することがなかっただけだった。

 2011年10月24日夜,タクシーが道路脇のフェンスを突き破り,7.5メートル下の線路上に転落、そこへ走ってきた電車と接触したというのは,この区間である。踏切がないので,先頭車両で安心して120キロのスピードを楽しめるわけであるが,自動車が落ちてくる危険があるとは思わなかった。このような事故が二度と起きるとは思わないが,隣には新幹線が走っていることを考えるとやはり怖いことだ。


2011年10月24日 (月)

楽に勝てないニュージーランド

Macow ラグビーのワールドカップの決勝戦はニュージーランド対フランス。

 ニュージーランドのイーデンパーク競技場の観客は,ほとんどニュージーランド人でフランス人はほんのわずか。フランス大統領はユーロの救済に忙しく,首相は来日中。

 ニュージーランドの国歌斉唱にはヘイリーが登場。文字通りの熱唱。もし,ウェールズが残っていたら,キャサリン・ジェンキンズとの共演になったかもしれない。

 ニュージーランドのハカに対し,今日は白いジャージーのフランスは,全員が横に並んで手をつないで前進していくというパフォーマンスで対抗。

 ニュージーランドはずっと実力ナンバーワンであるが,24年前の第1回大会優勝以来,何かにたたられているかのように,優勝できなかった。特にフランスとは相性がよくない。

 試合は,ニュージーランドがトライ,そののちペナルティキックで8-0とするもののそれ以上加点できず。後半7分に,ゴール下にトライして8-7となる。フランスが敵陣内でボールを保ち続ける。

 ノーサイドまでニュージーランドファンは気が気ではなかったはずである。ニュージーランド陣に攻め込んだフランスは,執拗に攻撃し続ける。ペナルティキックやドロップゴールで逆転されてしまう。ニュージーランドは,反則をせず必死に守った。

 ニュージーランドのスタンドオフは,レギュラーのカーター選手を怪我で欠き,今日のクルーデン選手は3番手であるが,やはり負傷退場し,その代わりの4番手ドナルド選手は,ジャージーが間に合わず,小さいサイズを着て腹が出ていた。このドナルド選手のペナルティゴールが決勝点となった。

 ノーサイドの瞬間,いつもは感情を外に出さないリッチー・マコウ主将の喜ぶ顔をみることができた。マコウ選手は,主将として闘った65戦で57勝(87.7%)とのことである。


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